評価:★★★★☆ 4.3
ささいな事で埼玉を追放された藤原。
高校進学も危うくなる中、受け入れてくれたのは都内最底辺の教育困難校だった。
愛も正義も友情も努力もない。
あるのは理不尽と暴力だけ。
ドブみたいな同級生と一緒に送る暴力渦巻く高校生活だよ!※同性がアレする描写注意
※いじめアリ
※実話ですがなにか?
※みんな死ねばいいのに過多。でもやめない。カクヨムにも投稿してます。
エッセイコンテスト参加中です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881152810
話数:全38話
ジャンル:その他
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:未登録
展開:未登録
これは、ある理不尽な理由で「異世界」に放り込まれてしまった「とある少年」の物語である。その世界は意外と身近にあり簡単に行けてしまう所にあったが、そこは魔法や愛と夢に溢れた世界ではなくゴブリンやオークの跋扈するまさしく「修羅の国」だった。彼は元Navy.Seals出身のコック…でなく元SASのお人好しな大学教授…でもなく、記憶喪失の元CIAの暗殺者…でもなく、肉弾戦がちょっぴり大好きな、割と常識のある少年だった・・・。読み進めていくうちに貴方は筆者に、精神と筋肉(主に腹筋)を試されることになるだろう。ゴブリンやオーク達との戦いの日々の中、怒りのデスロードを直走る少年の行く先は、新たなる修羅の門なのか、それとも・・・・?
もう読んでいるだけで涙を誘う、フィクションであって欲しいと思いたくなるお話です。 本当にこれ日本の話なのか? ギャグでもありえない。 生々し過ぎる。 どいつもこいつもクズ過ぎる。 なとなどそんな悲しい驚きが飛び出してきました。 このレビューを見ている貴方へ、このレビューを通してこの作品を一通り見て再びこのレビューを見た貴方へ。 あなたの人生はシアワセですか?
この門をくぐる者は、一切の理性を捨てよ。 この作品は、現代に存在するダンジョンの一つを舞台としています。 そう、ダンジョンです。人類の支配が及んでいないのですから、それで間違いないでしょう。 そこを支配するオークのルールは、とてもシンプルなもの――「ナメる、ナメない」です。 ここまで書くと、「前に聞いたことあるな」で済ましてしまう方も多いでしょう。 しかし、本当にこの作品で恐るべきは、オーク的な単発の話題ではありません。 オークのルールに侵食され、ダンジョンと化してしまった学校全体をも描いていることです。 ダンジョンマスターなんて存在しないにも関わらず、己の世界の法則で周囲を染め上げる。 正にこの作品は現代日本に颯爽と登場した、ダンジョン運営型のダークファンタジーと呼べるでしょう。 さて、あなたの所属する社会が『ダンジョン』にならない保証――どのくらいありますか?
私は10万字超えない作品は読まない主義だ。6/10現在、26000字程度の本作にレビューを付けるなど、以前の私ならありえないことだ。しかし、「底辺工業高校」なる文字に興味をひかれ、ちょっと見たが運のつき。本作のすごさは、1話1話の破壊力がすさまじいことである。なろうのギャグ作品なら他のもいくつか見てきたが、段違いである。私もなろうで書く一員だが、ギャグでこの作品を越えるのは不可能なので、謎の敗北感を味わいつつ、こうして初レビューである。本作は、エッセイジャンルで間違いはないのだが、私はこう思った。「異世界転生じゃね?(笑) ファンタジーじゃね?(笑) まじ、オークキングダム(白目)」「釣りっていってくれよ。こんなことが日本にあるのかよ……(絶望)」絶望しかない工業高校で、絶望的なオークたちの斜め上の行動に、腹筋が崩壊すること間違いなしである。