評価:★★★★☆ 4.3
大手出版社で働き始めた錦織栞菜はお盆休みを利用し九十九里に遊びに来ていた。そこで浜辺に打ち上げられたプラスチック製の容器を拾う。
その中には一枚の手紙が……。
海流を調べていくうちにその容器は親潮(千島海流)により九十九里に運ばれて来た物であるという推論が成り立った。
錦織は編集長の命令により取材という口実で手紙の送り主を探しまわる。ようやく見つけたその男性は、かつて想いを寄せた相手に瓜二つであった。
淡く切ない恋物語。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
一人の健気な女性に降りかかる非情な運命を描いた恋愛小説です。主人公の健気な女性がある手紙を拾い、その手紙の主がかつて亡くした恋人にそっくり――そんなところから話は展開してきます。決して安易な話の流れではありません。つらいシーンだってあります。ですが最後まで読むと不思議と元気がもらえる作品でした。素敵なイラストもおすすめポイントです。ぜひ手に取って読んでみてください。
∀・)もしも昔好きだった人と瓜二つの人と出くわした時、貴方(貴女)は何を想いますか??ある手紙を偶然に見つけたことからこの物語が始まります。主人公の栞菜ちゃんを中心に運命に翻弄されていく人たちが見事に描かれています。人間生きてりゃ…そりゃあ色々あるもんですが、その色々が面白いんですね。勿論辛い場面もありますよ(´;ω;`)でも時が過ぎてその辛い場面も振り返ると…その出来事が深い意味を持っていたりもする(`・ω・´)∀・)そんな魅力を感じさせてくれる名作です!∀・)あなたもこの運命的な恋に翻弄されてみませんか??