評価:★★★★☆ 4.3
二〇一七年、着ぐるみや人形に寄生する凶暴な生物、C(クリーチャー)が発見される。二〇三四年、クリーチャーが出現次第、特殊警備員達が討伐するという光景が日常と化していた。そんな中、一風変わった警備会社があった。『(株)戦隊ヒーロー 』、広告収入で運営されている警備会社である……
レンジャーレッド赤司は、茄子やら牛やら深海魚やらの着ぐるみを退治するのが仕事だ。その退治する様をテレビで放映して収入を得ているのだが、スポンサーからの無茶な依頼により軟体生物を関節技で倒すことを強要されたり、戦闘中に化粧することを強要されたり、ブルー、イエロー共々、散々な目に合ってばかり。やがてピンクとブラックが入社し、五人体制にはなったが……
シリアス&胸キュンありの、アクションSFコメディ♪
※2016年6月 改稿
話数:全11話
時代:近未来
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録
注意:全年齢対象
着ぐるみやぬいぐるみに寄生して人々を襲う未知の存在クリーチャー。 彼らの存在が一般に認知された近未来。怪人たちを倒すのは勧善懲悪のヒーローではなく営利企業の役割だった。 主人公は重い過去を背負いながらも怪人退治に勤しむ熱血漢。 上司は勢いとノリで行動するオヤジ、軽いお調子者の技術者。そして主人公が思いを寄せる美人オペレーター。 仲間には『しゃべらなければかっこいいのに』残念系イケメン、物腰柔らかく仕事ができる小太りの同僚、主人公に気がある女性隊員。 お約束を交えつつ、セオリーを壊すのはクライアントからのムチャぶりの数々。 企業イメージに則って倒せ、さもなくば即時契約破棄というある意味もっともシビアなミッションに、苦慮しつつも戦う戦士たちに涙と笑いを禁じ得ない。 シリアスとコメディーの配分が絶妙なバトルアクション。「日曜朝、以外でも見てくれよな!」