評価:★★★★☆ 3.6

彼女の声で夢から覚める。

今日はなんの日だったっけ?
思考を巡らすとデートの約束をしていたことに思い当たる。どうやら寝過ごすことは無かったようだ。
拗ねる彼女に謝りながらデートコースを考える。
直前まで決めないのもボクたちのいつもどおり。
確か、彼女は映画が見たいと言っていた。ならばまずは映画館に行ってみようかな?

ボクたちは手を繋ぐ。指を絡め、手のひらを重ね、腕を引き寄せる。
家の中から手を繋いでデートなんていつ以来だろう。──ボクは違和感を黙殺した。

これは新婚ほやほやな、ボクと彼女の、デートのお話。


話数:全7話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意: