評価:★★★★☆ 3.9
地球よりはるか彼方、異なる時空に存在する世界ネアース。そこはかつて6000年前に封印した邪神、魔神、凶神などが復活し、世界に未曾有の恐怖と絶望を与えていた。そんな状況を覆すべく、さる王国は地球から神々に対抗するため、36人の勇者を召喚する。一方それとは関係なく、テンプレ通りに幼女をトラックから守って事故に遭った、百合をこよなく愛する少年セイは、神から一つの提案をされる。地球の危機を救うため、ネアースに行って勇者36人を帰還させるか、ぶっ殺してきてほしいと。拒否のしようもないセイは神と交渉し、戦闘力には直結しない特殊な祝福を授かり、ネアース世界の女神たちの恩寵も授かり、勇者たちを帰還させるべく奮闘することになるが…ある女神の恩寵には女の子になってしまうというものもあった。
注:拙作「異世界転性 ~竜の血脈~」を読んでから読むと、より楽しめるかもしれません。
話数:全96話
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
とにかくこの竜の血脈シリーズは面白かった。異世界転生の方はいきなり女になり転生!勇者を殺せの方は冴えない青年。また前回の主人公が凶悪な神様という設定が非常に面白い。前回の主人公に鍛えられる(虐められる?)少年主人公セイがたくましく育ち、一端の戦士になっていく所は飽きさせない面白さだ。次のシリーズはまだ読み終えて無いが、セイが女になった設定のようだ。このシリーズは異世界転生の最初から読む事をお勧めする