評価:★★★★☆ 4
高三の湯川智彦は、小六の夏休みに、双子の少女と仲良くなった。
しかし、ある日を境に二度と会えなくなってしまう。
最後に見た光景は、神社で泣いている妹と、血まみれの姉。
夏休みを前にした高校生の湯川が、六年前の想い出の謎を解くお話です。ちなみに、大学生になった湯川が、目の前で起きた奇妙な事件と謎を解決する
『探し物はたぶん嘘』
マイナビ出版ファン文庫より、書籍化販売中です。『想い出はたぶん噓』 〜八月に消えた双子の少女〜
目次
1 トモヒコ、小六の夏
2 高三、湯川智彦
3 双子とサンドウィッチ
4 似ている女の子
5 『ねがいをかなえる』本
6 彼女の名前
7 ウサギのリンゴ
8 さいごのよる
9 『願いを叶える』本
10 サヤ
11 半分の写真
12 双子の噓
13 サヨ
14 壊れた世界
15 叶ったこと
16 たぶん、想い出のまま
話数:全26話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
書籍化された「探し物はたぶん嘘」の主人公の湯川くんの高校生の時のお話。この人の作品には、いつも「なんとなく」と言う言葉がある。それは、派手さは無いが日常の小さなことを丁寧に捉え、感じた事を文章で表現しているからだと思う。その表現の根底には、人に対する優しい思いが溢れている。そんな事を感じさせる作品になっている。