赤と金色のシェイル　−突如あらわれた前世の魂−

他の方が既に書いているように、とても読みやすい文章です。出尽くした感じがあるハイファンタジーものですが、０章で絵本の物語から始まり、「冒険に出る前の主人公の冒険」といった感じに終始します。そこをきれいにまとめているため、斬新に感じるのです。続編が読みたいところですが、この作品は単体でかたちを成しています。ちょうど良いボリューム、読み応えでした。

まずとっても読みやすいです。変に文章を飾りすぎず、テンポ良く話も進んでいくのでスラスラと読むことが出来ます。物語は剣と魔法の世界を舞台に、ゴブリンやエルフが登場する王道ファンタジーで、この話は目新しい！というものではありませんが、その分読む側の下地ができているので頭に入って来やすいのだと思います。最初に0章として伝説が語られるところから始まるのも雰囲気が出ていて良いと思います。

文章は読みやすく、このファンタジーの世界にすんなり入っていける良作です。 ０章はシリアスですが、１章からは笑いも入り、ハラハラドキドキ出来ますよ。 そうなると、この０章はこの世界の基盤。この物語を読む為に必要な情報と思えば、先が気になるものになります。毎日更新が楽しみになること間違い無しですよ。 良作の王道ファンタジーを探しているそこのあなた、この小説を読みなさい！ ハズれでは無い、それはハッキリと断言出来ます。

最新まで読んできました！第０章に至っては、ハラハラ、ドキドキ。そして、胸キュンなストーリーでした。(*ノωヾ*)第1章に入ってからは、ちょっとお茶目な？少女が主人公の笑いを含む内容のストーリー(*´ω`*)♪更新の度に明日は？って気になって楽しみにしてます。( ´艸｀)長年かけて作られたこの作品。今後のストーリーにも期待ですね！熟読者にも、小説はちょっとって方にもお薦めですよ♪さぁ、貴方もこのファンタジーの世界へ。

明るく元気で、コミカルな台詞回しが楽しい、冒険者を夢見るシェイルの成長の物語。０章のアドニス物語は単体でもしっかりとしたお話として読めてしまうが、何故そこからのスタートを切ったのか。その辺りの意図が本章とどう絡んでいくのか、今後のストーリー展開に期待大。作者の架音氏が昔から暖めてきたお話という事で、作者の実力が遺憾なく発揮される事、間違いなしと確信しております。