評価：★★★★★ 4.5
「――願いを叶えてやろう」
そう言って、鬼は彼女たちへ近づく。女性のみが発症し、同じ女性を食らう現象――《鬼憑き》。
彼女らの存在は社会問題となりつつあった。
ある日のこと。水無瀬千隼は警察から、自身と妹の飛鳥の二人が《左脚の鬼憑き》に狙われていると知らされる。
「安心して。必ず《左脚の鬼憑き》を捕まえる」
そう勇気づけるのは、警視庁捜査一課に創設された対鬼憑きの特殊部隊《ＳＣＴ》。
彼らに護衛されることになった二人だったが、
千隼が愛してやまない妹、飛鳥にはある秘密があった――――※いわゆる『シスコン百合伝奇小説』を、お求めの方はこちらを。
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時代：未登録
舞台：未登録
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