評価:★★★★★ 4.5
これは、ひとりの少年による終焉と執念の物語。
大聖教と‟七つの大罪”、二つの宗教による対立が続く世界。
大聖教に所属する神父・姫良三善は、「釈義」なる異能力を持つ僧兵であり、日々‟大罪”との戦いに明け暮れている。
ある日‟大罪”の一人である‟傲慢”と対峙することになるが、それをきっかけに三善は自分の生い立ちと使命を知ることになる。
キーワードは「一〇〇九三回」という数字。答えを追い求めた末に、三善が手にするものは――。※この物語には一部法律・法令に反する描写がございますが、それらの行為を容認・推奨するものではありません。
※※本シリーズは同名義で「カクヨム」に掲載しています。【バベルシリーズ 一覧】
第一部 契約の箱編 ★今ここ
第二部 パンドラの匣編(http://ncode.syosetu.com/n9536dk/)
version:β(http://ncode.syosetu.com/n9003dq/)
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
異能の力を持つ、正体不明の美少年神父にスーパーイケメン神父。戦うときに十字架から剣へと変化するアイテム。そして!なんかよくわかんないけど強そうな敵と(実際強い)、命を懸けたギリギリの戦いが、とある学園で繰り広げられる。まだ途中までしか拝読していないにもかかわらず、もうすでこれだけ、「読むしかあるまいッ!」と叫びたくなるファクターがてんこ盛り。まさに夜中にやるアニメの原作にも出来そうな、そんな小説である。その上、文章が流れるように上手い。腹が立つほど上手い。これほど、イケメンキャラがすんなりイメージできた小説は他にない。もう一度言う。「読むしかあるまいッ!この小説ッ!」