弟馬鹿と妹馬鹿 完結日:2016年9月1日 作者:宮路広子 評価:★★★★☆ 4.3美人だが生意気な年増と評判のレームブルック王国騎士家女主人代理シルヴィアと、救国の英雄として名高いレームブルック王国の騎士ヘクター。二人はこの世の誰よりも愛おしい弟と妹を挟んで、不倶戴天の天敵同士だった――が。 話数:全39話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 女主人公 職業・種族 ヒロインの性格が残念 時代:中世 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 時々シリアス 溺愛 熊男×女狐 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
弟を溺愛する貴婦人(色々と凄すぎて女狐扱い)。妹を溺愛する騎士(戦闘以外不向きな熊男)。可愛い弟妹が恋人同士だということは認めているのに、互いのことは認められない。なんでやねん。根本的に相性が悪いのかな?というスタート地点。でも、よく考えたら、お互い最初から本音でやり合ってるよね?とも思えます。徐々にお互いを意識していくとか、横やりが入るとか、ちゃんと恋愛っぽい要素はあるんですが。何故だろう。行き着くところは弟妹馬鹿。でもそこが彼らなのだろうな、と。恋愛と家族愛(めっちゃ重い)が同居するという素敵な作品です。コミカルな部分とシリアスな部分のバランスも個人的には好きです。