評価:★★★★☆ 4.4
騒がしい教室の中。
達は狭い教室という四角に詰め込まれて、何時間も固い椅子に座っている。
何が有難いのか全く解らん様な、ご鞭撻を大人達から聞かされる。
そんな退屈を吹き飛ばすように休み時間は仲間達と思いっきり遊ぶ。
俺が一番好きな時間で、一番楽しい空間。
そんな楽しい中で、たった一人だけ。
笑顔を見せていない少女が居たのに気付いたのは。小さな悪ふざけがきっかけだった
その他要素
注意:全年齢対象
完結日:2016年10月10日
作者:桜
騒がしい教室の中。
達は狭い教室という四角に詰め込まれて、何時間も固い椅子に座っている。
何が有難いのか全く解らん様な、ご鞭撻を大人達から聞かされる。
そんな退屈を吹き飛ばすように休み時間は仲間達と思いっきり遊ぶ。
俺が一番好きな時間で、一番楽しい空間。
そんな楽しい中で、たった一人だけ。
笑顔を見せていない少女が居たのに気付いたのは。小さな悪ふざけがきっかけだった
自分を幽霊だと言う彼女は、感情を持たなかった。 笑わないアゲハと、笑わせると決めた河合くん。 だんだんとわかってくる真実と、アゲハが幽霊だと言う訳。 アゲハを笑わせることは、良いことなのか。 たとえ良いことであっても、悪いことであっても。 どんなことがあっても、何をされても、アゲハを笑わせてやる。 そして河合くんが放った言葉は、殺してやる、笑い殺してやる、と。 一度決めたことを最後までやりとげるのは、凄いことだと思います。 例えばこの場合は。 駄目だと言われても、無理だと思ってしまっても、全てマイナスにするのではなく、プラスに考えていけるのなら。 色々な方法を使ってアゲハを笑わせようとする河合を、思わず応援しようと思えます。 河合くんのプラス思考過ぎるプラス思考に、笑わされたり感動したり。 そんな楽しいお話です。 是非、読んでみてはいかがでしょう。