評価:★★☆☆☆ 2
序章
ガラン大陸は百を超える国があり、覇権を求めて争っている。
人間同士の戦争に加え、各地で出没する魔物を対処するために設立された教育機関がバスワール学園。
決められた額を学園に納めることで入学が可能で、、入学した者は『教師』役である先達冒険者から格安で技や魔法を教えてもらえる。
代わりに入学した者はバスワール学園の看板を背負うことになり、傷をつけるような真似をした者には制裁が待っている。
期限は三年間。
入学した者はその三年の間に技術を磨き、パーティーを作り、人間の世界を広げる冒険者になるのだった。
限りなくギルドに近いバスワール学園だが、一応学園としての体裁を整えるために学生会が存在する。
学生会副会長--三年剣士科専攻のユラス=アルバーナ。
黒目黒髪の、長身痩躯のユラスからは肉食獣のような雰囲気を醸し出している。
現にただ書類に目を通しているだけなのに周囲の空気は自然と張り詰めていた。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録