評価:★★★★☆ 3.8
俺は転生し、異世界で小さなオスのフェアリーとして産まれた。
メス100体に対して、オス1体の種族らしい。やったモテモテだー! という喜びは他のオスを見た時点で霧散する。
オスは成人すると種馬として扱われ、薬まで投与されるようなのだ。
薬の副作用で廃人っぽくなってしまった彼を見て、俺はこの集落から逃げることを決意した。ただ、この集落から無事逃げ出せたとしても問題があって……。
俺が取得した「職業」、「戦士」なんだよね。この小さい体で肉弾戦って、無理じゃね……?
※これは、そんな不安を抱く主人公が、わりとあっさり俺Tueee!!するお話です。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
そいつが人間だろうとエルフだろうと別にホムンクルスみたいなイキモノでも友達ならば問題ない。 一年足らずで大人になり種族皆が貴重な『ジョブ』を得るこの世界では強力な種族なのだがトンビや鷹には弱いフェアリーさんたちの村に珍しく男の子が生まれた。 幼馴染たちがレアなジョブをげっとしたり強力な魔法ジョブを手に入れる中。 主人公のジョブ。『戦士』 泣いていいよ。 ついでになんか子種を絞られることになりそうなので幼馴染引き連れて逃亡することになった。 戦士だから殴られてもカッキーン。 強いから熊だって倒す。 俺が迷惑かけているんじゃない。 あいつが俺たちに迷惑かけているんだ。 どこか憎めない愛らしいフェアリーたちにも仲間が増えて珍道中は続く。 なんか邪神の影が迫るけどそんな装備で大丈夫か。 何かおかしなことが起こって、そこにフェアリーがいれば、大体そいつのせいだ。