ノーリグレット！

某映画のキャッチコピーじゃないですが、そんな言葉がぴったりなのが本作品です。主人公が元ミュージシャン志望だったからだけじゃない。登場人物たちがとにかく全員ロック。ある者は親に捨てられ、ある者は獣人差別で卑屈になり、あるものは貴族的な優越感を完膚なきまでへし折られ、またある者は…あーなんかわかんないや。とにかくザ・フリーダム！それでも、決して、彼らはうらぶれない。軽口をたたき合いながら、このくそったれな世界を、ふてぶてしく笑いつつ駆け抜ける。まさに人生のヴァガボンド。そんな奴らが、サイコーに格好いい！脇役も含めてみんなロック。特に個人的に気に入ってるのが、序盤に出てくる悪役二人組です。単なるヤラレ役かと思っていたら、後半で再登場して泣かされるとは思ってもみませんでした。笑いあり涙あり。間違いなく、もっとランク上位にあっていい作品です。ぜひご一読を！

レビューを見てこの小説を知ったのですが、4年間なろうを見ててなんで今まで知らなかったのだろうと思うくらいです。自分の個人的な感想ですが、主人公、そしてその周りの登場人物たちの心情や出来事を丁寧に書いているので退屈しながら読むことも無く、本当に楽しんで読ませて頂きました。一度目を通していただいたらこの気持ちを理解して下さる方もいると、また、面白い作品なので是非この気持ちを共有して頂けたらと思い、初めてのレビューをさせて頂きました。

最近偶然この作品を読み始めて、ようやく最後まで読破しました。結論、何故この作品が話題になっていなかったのか？かなり不思議に思いました。詳しくシナリオについて此処で語るつもりはありませんが、この物語には、友情、笑い、泣ける部分も多々あり、完成度の高い魅力的なキャラ達が作り出すやりとりが楽しく、最後まで飽きずに読み進める事ができました。是非一度この物語に目を通して頂けたらと思い、慣れないレビューを投下させて頂きました。