少年Ｚ

北斗の拳のチンピラモヒカン核の炎はどうしたの？といいたい位に毎日ヒャッハー殺し、強盗、放火とやりたい放題君たち前はサラリーマンとかだったんじゃないの？その筋肉どうやって維持してるん？人間の倫理感って結構ガバガバだね、すぐに箍がはずれちゃうもんだ・・・・・・そんなモヒカンになれたらどれだけよかっただろうこの崩壊した世界で、何も考えずに刹那の享楽に身を任せられることがどれだけ幸せか今日も彼は「食い物」を探す近くの誰かか、遠くの誰かか

いかにもラノベな軽妙な文章で慣れるまで数話かかりましたが、内容自体はシリアスで残酷で容赦ないゾンビパンデミック作品で楽しめました。筋金入りのプレッパーであり、危機感の権化のような主人公に対して、ヒロイン含め他登場人物たちの甘い危機意識や被害者気取りが目につくのですが、それがいい感じに読む側の感情を揺さぶります。パンデミックの原因と終結までしっかり描き切っているのも良かったです。基本的には、次々と襲い掛かる難題・難敵に対して、備えを怠らない有能な主人公の活躍を楽しめる作品です。

素晴らしい。只々この一言に尽きます。こんな作品を書けるなんて作者さんはどのような考え方をしているのでしょうか。多くののゾンビを題材とした作品は設定や伏線の回収やゾンビという脅威への具体的な対策の段階で尻すぼみになってしまいがちですが、この作品は設定や伏線が芸術的なほどに作り込まれており、それらを綺麗にまとめてなお最後まで最高に面白く圧巻の完成度を誇っています。最小限で最大限の描写と容赦のない展開に読む人は手を止められなくなるでしょう。なろうにはここまでの作品が、そしてこれを書ける作者がいることを知れて良かった。願わくば多くの方にこの作品を読んでもらえることを。

以前書いたレビューではこの作品の素晴らしさを伝えるには全く足りないと感じ、書き直させていただきました。これはゾンビ物です。しかし、ゾンビ物の形をしたナニかです。ヒューマンドラマ？ホラー？風刺？政治？英雄譚？ゾンビ物だけどゾンビじゃない。人間の全てを詰めて煮込んだ作品です。残酷です。 とても心抉られます。あなたの人生の中の数十時間をこの作品にあてて見てください。ただ楽しめるのではありません。素晴らしい経験になります。最後に、私はこの作品が今まで生きてきて一番好きです。

とても面白い作品をありがとうございます。非常に面白く最後まで一気に読めました。ゾンビ作品は数あれど、今まで読んでたきた中で一番面白く、かつ無事に完結した素晴らしい作品でした。他の作品はまだ読んでいないのでこれから読もうと思います。これからも執筆活動を頑張ってください。応援しています。しかしこれだけ面白いのに、探すのが些か大変なので勿体無いなぁと勝手ながら思ってしまいます。

美少女三人とサバイバルマニアの少年がゾンビアポカリプスの世界でサバイバル！・・・またテンプレかと思われたあなたは別の作品探すことを事をお進めします。そして有象無象の駄作にうんざりした頃にこの作品を読めば、より一層、途方もない喜びに溢れた時間を過ごせるでしょう。新旧のドーンオブザデッド、ウォーキングデッド、ワールドウォーzなどロメロから始まる代表的なゾンビ作品の中に名を連ねても遜色のない完成度の作品であると自信を持って断言します。 ゾンビと言う混乱のなかでの人々の反応。ゾンビと言う存在に対する人間の答え。それらゾンビ作品の骨子とも言える要素がそつなく詰め込まれています。 ゾンビ作品を好きな人であれば朗報です。日本人にもここまでのゾンビ小説を書ける人がいます。

世田谷民のプレッパー京也氏の対Z生存記録は、日に日に苦難に満ちていく。始めは一人だった。そういう計算だった。でも一年たった今、自分だけじゃなくなっていた。政府も自衛隊も、この地区から遠ざかっていた。不利でも、生き延びること。必死でログ残して。必死に現実逃避して心を落ち着かせて。人間らしさを失わないよう、たまに意地悪魂を働かせて退廃した世界でも生活のメリハリが感じとられるように。無理難題フラグを立てる同居する生存者から、そろそろレベルアップしそうな病人Zから、原因不明のパンデミック情報から、自宅兼Z要塞の防衛指数を修正していく。．．．彼は、まだ高校生なんだ。

初日に24話の投稿には驚かされました。次の更新が楽しみです。メジャーなゾンビものかと思いきや、建材Zなど新たな要素を加味した作者の発想力に関心しました。(想像すると相当シュールですが)有人島でも感じましたが、等身大の人間の葛藤に惹きつけられる作品となっています。今後の展開が楽しみなお勧めの作品です。