フリークス (Freaks) 完結日:2016年9月12日 作者:宮沢弘 評価:★★★★☆ 3.9第一バチカン公会議の予備会議において科学が制限された。 天の書トリロジーの神の戒めが法の根拠とされている。 人々が望む「人間らしさ」がそれに次ぐ規範となっている世界。 medium.comと重複 話数:全26話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ifモノ SF サイコハザード ディストピア 人間らしさ 普通という狂気 社会派SF 科学 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
知恵の実を齧ってしまい、神から楽園を追放されたアダムとイブの行動は果たして正しいのか、それともそれこそが悪魔の誘惑なのか。この小説を書いた作者は、この物語でそれを訴えようとしている。私にはそう思えてならない。それは後書きにある「「理性」であるのか「論理」であるのか。それともそれ以外のなにかなのか。あるいは人間に価値があるとしたらそれはなんなのか」と言う一説からも伺える。あまり書くとネタバレになってしまうのでココでやめるが神の楽園(人によってはそう見えない)を追放された我々がどこに向うか、それを考えさせられる作品である。