評価:★★★★☆ 4.2
近未来の日本は、汎用人型兵器である『スローター・ウェポン(Slaughter Weapon:SW)』を開発し、アメリカと肩を並べる軍事大国となった。しかし、のちに『ナンバーズ』と名付けられたSWにより、日本は蹂躙されてしまう。そして東シナ海方面までしか進出していなかった『ナンバーズ』は、ついに本土に進出してしまう。
そこで『ナンバーズ』と遭遇した日本国防軍の兵士である灰田(はいだ)勇気(ゆうき)は、その後の大きな争いに巻き込まれてしまうとも知らずに、SWを駆り出す。
『ナンバーズ』とは何者なのか、そして目的は何なのか――それらが分かった時、勇気たちは真実を知り、決断を下す。※「プロローグ」・「出会いと始まり」・「船出と始まり」・「戦いの始まり」・「抵抗の始まり」・「終わりの始まり」・「エピローグ」の七章構成。
※SWなどの兵器に乗っているパイロットたちのセリフですが、「」で囲われているものはコクピット内で言ったセリフ、『』で囲われているものは無線から流れてきたセリフです。
※2016.11.1完結。
【重要】
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話数:全72話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
結論から言うと、リアルロボット物は書くのも読むのも難しいです。経験談みたいなものですが。その点から見ていくと、この‘革命ガ始マリマシタ’は抜群に読みやすい。ただ読みやすいだけではなく、きちんと戦いを描写しています。誰が、どうやって、どうなったか。それがしっかりと書かれている為、このジャンルに不慣れな人でも読めると思います。武装も、それを考慮してか分かりやすい物が採用されています。ビームライフルとビームソード、後はそれの派生型。すんなりと想像ができるというのは大きな利点です。また、ストーリー構成も秀逸です。戦闘シーンの分かりやすさ、熱量に加え読後感の良いストーリーとくれば、それは面白いですとも。リアルロボット物、興味はあるんだけど。と二の足を踏んでいる人にこそ勧めたい。そんな良作です。あ、言い忘れてました。私は青河ちゃんが好きです。
アニメでは定番でも小説家になろうには非常に少ないテーマであるSFロボットアクション物です確かにテーマ的には小説よりアニメで見たいのは解りますが一度、ロボット物を小説で読んで見るのも良いと思いますよ戦闘描写が秀逸で自身の脳内妄想を膨らませれば自分好みのロボットアクションを楽しめますロボット物アニメが好きな人にお勧めします