評価:★★★★☆ 3.7
和製ファンタジー(日本人の作り出す洋風ファンタジー世界)において必ずといっていいほど登場する“魔法使い”。しかし、彼ら/彼女らはいったいどのような手段をもちいて超自然的なパワーを炸裂させるのでしょう?
このテキストは、あやふやなまま描写される“魔法”や“魔法使い”をもう一度考えなおし、書き手の設定づくり(および理論武装)に貢献してみることが目的です。筆者の独断と偏見が過分に含まれますので、「ここは違うのではないか」というご意見のある方はお気軽にご連絡ください。
本作は、自ウェブサイト「回遊魚考(https://kaiyugyoko.jp/)」にも、並行して掲載しています(https://kaiyugyoko.jp/essay/djsm/)。
話数:全56話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
魔法。 簡単に使う単語ですが、現実にはありません。もしかしたらこの世の中にも使える人がいるかもしれないですが、とりあえずはいません。 けれど、小説も漫画も、映画もアニメも、魔法は有り触れています。 ……ところで、魔法ってなんだろう。どういう仕組みで発動できるの? 使える人と使えない人の違いは? 魔法、魔術、魔道、呪文……何が違うの、一緒なの? 現代ものの小説を書いている人は、ファンタジーが苦手な方が多いらしいです。『よく分からないから』『設定が難しいから』『突き詰めるとアラが出る、キリがないから』……ということみたいです。 この作品を読むと、なんとなく、つかめるかも知れませんよ。 そして今書かれている方にとっても、大変参考になると思います。 とても分かりやすく、興味深い作品でした。