評価:★★★★☆ 4.2
阿山鏡一朗は、親元を離れてひとり暮らしをしている以外は平凡な男子高校生。ある日、彼女持ちの友人〝進藤直路〟に引き合わされた優等生の〝繭墨乙姫〟から、困った話を打ち明けられる。
「わたし、進藤君のことが好きなんです」
優等生からは程遠い発言に困惑する鏡一朗。しかし、不毛な恋愛を引き止めたり、ときに巻き込まれたりしているうちに、だんだん彼女から目が離せなくなっていく。季節の移ろいとともに変化する人間関係、高校生活、少年少女の成長を描いた物語です。
カクヨム様にも投稿しています※2016/10/23 完結しました
※続編『ハッピーエンドはここじゃない』連載中です。
よろしかったらこちらもどうぞ。
話数:全80話
ジャンル:ラブコメ
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
一人暮らしをしている主人公の元に、ある日3人の来客が現れる。それは平穏な暮らしの終焉を告げると共に騒がしい日常が始まる『プレイボール』の掛け声だった。そして何時しか主人公は、その中の一人に恋心を抱くようになる。しかし相手は『超』がつくほどの曲者。簡単には落ちてくれない。それでも人を思う気持ちは強い原動力を生み、様々な形で手助けをしようとする。例えそれが報われないかも知れない、恋だとしても…そんな複雑な恋模様を描いた作品……だと思います。会話のテンポがとても良く、言葉の遣り取りも読んでいて凄く楽しめます。恋愛小説の王道を行く、お勧めの作品です。