評価:★★★★☆ 4.4
「戦いを!
戦いに次ぐ戦いを!
俺達は猛き風! 俺達は真紅の太陽!
ならば、ただ与えられるのを待つ事は無い!名誉と栄光を――勝ち取らん!!」
嘗て北部の風の中、攻め寄せる闇の軍勢の前に立ち塞がった男がいた。
血と泥。肉と骨。鋼の掟と、そして雄叫び。
並居るクラウグスの勇者達の中でも数少ない、戦士の中の戦士と評されたアッズワースの大英雄。彼と彼の戦友達の戦いが神話と成り果て、黴臭い伝説として誰の心からも忘れ去られた時、闇は再び北の大地に蠢き始める。
ならば
ならば彼は眠らない。――伝説は蘇る。
2015年10月15日、『ティタン アッズワースの戦士隊』と言うタイトルで
アース・スターノベルさんから出版させて頂きました。
拙作を応援くださった皆様の御蔭です。有り難う御座います。
話数:全58話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
かつて英雄と呼ばれた男が300年後の未来へと気付いたらいて、己の信じる道を歩んでいくうちにまた英雄と呼ばれていく物語です。300年前は自らの命をかえりみず戦っていた戦士たちが未来ではほとんどいなくなり、堕落している現状に嘆く主人公ですが、そんな中でも命がけで戦っている主人公をみているうちに少しずつ周りが感化されていきます。この作品、とにかく熱い、そして登場人物たちの生き様がカッコ良すぎます!あぁ、これはただの小説ではなく生きているんだなあと思わずおもってしまったほどです。なろうっぽい軽めの文章とは違い、ちょっと固めの作風ですけど、それがこの作品の良さを引き立てていると思います!既に完結していますし、読み応えも十分あります!感動あり、熱さありの思わず声に出して叫びたくなるほどの作品、是非一度読んでみてはいかがでしょうか!
昨今では見ない、真の戦いがここにはある。漢たちの熱いぶつかり合い、女であってもそこには戦士のみ。男女の煩わしいものなど感じられない物語。戦いには鳥肌が止まらないものばかり。戦いを求むものよ、ここにはそれがある。 「戦いを! 戦いに次ぐ戦いを! 俺達は猛き風! 俺達は真紅の太陽! ならば、ただ与えられるのを待つ事は無い! 名誉と栄光を――勝ち取らん!!」
かの名作コナン・ザ・バーバリアンを彷彿させ、更にその野性味列びにストイックさを昇華させた迫力満点の中身。一目でこれは別格と判る程力強さに溢れ、またその魅力を最大限に引き出す事に成功した完璧な文体。貴方が読書に飢えているのならば、この苛烈極まりない戦場の濃さ、そして主人公ティタンや戦友達の気高き誇りに引き込まれます。間違いなく引き込まれ、そして衝撃を受けます。全力で生きるとはどういうことなのか?戦うことの意味とは?脆弱な価値観を根底から揺るがす本物の戦いがここにあるのですから。これは、絶賛するに相応しい風格を備えた稀有な物語である。
燃え盛る血潮が、隆々たる筋肉が、魂の咆哮とともに躍動する。 ダークファンタジーの正道を行く泥臭いキャラクターと彼らが見せる生き様は必見です。 屋台骨のしっかりしたファンタジーを読みたい方にはお勧めです。「300」シリーズや「スカイリム」を思わせる残酷かつ幻想的な世界観は、きっとあなたを満足させることでしょう!
英雄としての力と古兵としての誇りを持つ、一人の男の英雄譚。 転生でも転移でもない完全オリジナル作品なので安心して読めるし引き込まれる。良き昔のファンタジー。やはり「おススメは」古兵としての誇り高い戦い方と矜持。だけれどそれは日本人の感性では同意を得にくい物でもあり、また主人公が戦いに酔う性格でもあるので少々人を選ぶ。だけれどそこには確かな戦いがある。胸を熱くする戦いが。この物語は古き英雄の戦いの物語である。 (まだ話数が少ないのでキャピキャピ成分は控えめ)
心を震わせる名誉と栄光の戦いがある、これを見ればそれがわかる。命を賭ける戦いと心を震わせる雄叫びそれらすべてが見え、そして聞こえてくる。戦士としての誇りがその雄叫びにすべて宿っている、観る者をその場に居るかのように思わせるそんな小説だ。 これまで色々な小説を観てきたがこれを見ていなければ後悔していただろうと思えたのは片手の指で数えられるほどだ、せひこれを見て感動してほしい。