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輪廻転生。
それは、死した者の魂はまた新たな命となりて現し世に戻ってくるという概念。
転生の際に魂に残る記憶はリセットされ、全く新しい別の存在として現し世に生を得る。
それは呪いであって救いである。
前世の思いに囚われることはないのだから。
だが、その輪廻転生の枠組みの中には一つの例外があった。
人外。
それは、人ならざる力を魂に宿した存在。
彼らは人と変わらぬ見た目を持ち、現代では人間の中で人間と変わらぬ暮らしをしている。
だが、彼らは輪廻転生の枠組みの中の一つの例外。
彼らの魂は転生を経てもリセットされることはない。
彼らは人外である限り幾度の転生を経ても転生前の記憶を保持してこの世にまた生を得る。
それは救いであって呪いである。
前世の思いを受け継ぐことができるのだから。
しかし、自ら人外の力を捨てて人へと転じた時、彼らの魂もまた、人同様にリセットの宿命を負う。

これは、かつて人外であった少年と、今も人外である少女の物語。
道を違えた二人が再び相見えた時、彼らは何を思い何をなすのか。
此度語るはかつて人外であった少年。
【輪廻の先で出逢った二人】
いざ、開幕


話数:全10話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象