評価:★★★★☆ 4.1
トレジャーハント――すなわち、ダンジョンをめぐり、トラップを見抜き、謎を解き、そして財宝を見つけ出す。
そんな夢物語のようなことが現実にあるのが、この世界。ただし運よく財宝を発見するには他人よりずば抜けた才能が必要だ――せめて、1つは。
ノロットの武器は「嗅覚」。
抜群にかぎ分けられる鼻を武器に、攻略難度"ウルトラハード"の遺跡に挑む。ノロットと相棒・金色のカエルが訪れたのは砂漠の都市ストームゲート。ここには200年以上未踏だったレジェンド級の遺跡「黄金の煉獄門」がある。
ふたりは、資料を掘り、情報を集め、道具を買いそろえ、遺跡の踏破を目指す。
話数:全186話
ジャンル:アドベンチャー
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
私の好みでの評価ですが・読みやすい・適度なコメディ・過激な性描写や性的暴行描写がない・主人公が性行為に走らない・でもそこそこハーレムなどなど私は異世界物やハーレム物が好きですが、過激な性的描写や性的暴行示唆が苦手なんですよねそういった描写が出てくると割りと切る事がありますがこの作品はそういった意味で「読める」作品でした。悪い点をあげるなら初盤のダンジョンの攻略以降はダンジョン要素が極端に薄くなることでしょうか?シンプルで読みやすいので上記の表現に当てはまるのであればオススメです。追伸・○○○○が自分を犠牲にして第2王子と結婚してしまったという展開にしていたら私は作者をぶん殴っていたでしょう(笑)
やられたね、なろうで転生転移無しハイファンタジーって点でも異色だが、主人公は戦闘能力すらまともに持ってないひ弱くんときたもんだ。でもさ、ジュブナイルってジャンルはいつだってそうだったよな?なんてことない少年少女がふとしたきっかけで大冒険に巻き込まれるアレだよ。『ある日金色に光る蛙に出会った小僧は一流冒険者への道を歩み始める』ってな話をさぁ、小僧本人の視点で描くとこうなんのかとまぁ面白おかしく読ませてくれるわけだ。なにより評価したいのは主人公の成長が描かれているところときちんと物語が完結してるところだな。まあ悔しいことに読んでみろ以上のことは言えない。だからこそ言うけどな読んでみろってさ。
物語の進み方がすごく好きだった。色々な小説を読んできたけど、結構まとまりのある感じでよかった。特にノロットのと周りのキャラクターの絡みが自分好みで、それだけで読んでいられた。最後も無理矢理終わらせた感じはなく、ちゃんとプロットもしっかりしてたんだろうなって思った。色々書いたけど、要するにめちゃくちゃ面白かったです!!
絵のない絵本と考えればアリだと思う。ラノベとして考えるとナシだと思う。理由をいくつか・主人公が極めて幼稚である。基本受け身であり、最近淘汰されつつある『やれやれ系流され主人公』そのもの。これが嫌いな人は確実に読み続けられないだろう。・上記の点を補うかのように周囲が強引なウザキャラばかりである。記者やなんか関わることになる冒険者など。基本的に主人公を人として敬ったり丁重に扱うことはない。主人公は当然流されるがままである。海底遺跡辺りからは特に酷い。・遺跡などと名付けているが数百年の歴史である。個人的にそこにはロマンを感じなかった。付け加えるなら作中で描写されてるような難易度なら全て誰かしらに踏破されてそうだが……ウザキャラが気にならずなよっとした気持ち悪い主人公に抵抗がなければ文字数は多いし暇潰しにはなるのではないだろうか