評価:★★★★☆ 4.2
悪の組織に入って、世界を征服しませんか?
それは、絶賛ニート中の青年、小森寧人(こもり ねいと)が見付けた不思議な求人広告だった。
この広告を切っ掛けに、末端の戦闘員として悪の組織に入団した寧人は、そこで出会った美少女たちやライバルと共に世界を変えるための戦いに挑むことになる。
意外な才能を開花させていく寧人は悪の組織の中で、どこまで上り詰めることが出来るのか?
※前にSSとして掲示板に投稿したことがあるものを、二次創作要素を無くして、小説風の文体で書き直しました。SSのほうを読んだことがある人がいるかどうかわかりませんが、内容は途中からだんだん変わっていきます。結末も変わります。
※KADOKAWA NOVEL 0様より書籍化しました。
話数:全104話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
今まで悪役ヒーローや悪役主人公ものを読んできましたが、この作品はそれらの中でも本物の悪役を知ることができた作品だと思います。全てにおいて悪なものも好きではありますが、この作品を読んで私の中の悪の定義が変わりました。万人受けする主人公ではないかも知れませんが、読み進めていく内にどんどん物語にのめり込んでしまう【悪】とは何か?考えさせられる作品だと思います。
この作品はなろう名物異世界物ではなく、ヒーローや悪の組織がある地球?のお話です、特撮物好きな人にはたまらなく好み奈央合話かと思います、ただし悪の組織側ですw どっちかというとこの話は社会人として働いている中高年の特撮好き向けのお話かな? 悪が悪い事して何が悪いと悪知恵を働かせて、組織の一員としてはったり、脅し、調整等現代らしく動く姿は上手く作られており痛快なお話になっております。
男は出会う、世界を変える為の何かと。 主人公は元から強いわけではなく、どちらかと言えば弱めで静かな人物だ。 だが人とは強くなれるのだ、信念があれば。 この作品は、とにかく「カッコイイ」 なんてったって「熱くてカッコイイ」んです。 私はこの作品を読ませていただいている時、不思議なことに胸が切なくなったり、熱くなったりしました。 まだこの作品を見ていない方、是非読んでみてください。 その時アナタは「悪」を知るでしょう。
この物語は、今迄の「悪」というものとは違う。「悪」というものが根本的に分かった気がした。「悪」の目的がわかった気がした。主人公の活躍にハラハラドキドキ、心が燃える。何故今迄「悪」が栄えなかったのか。自分達の目的に向けて突き進んで行く登場人物達はとても格好いい。そして共感出来る所も沢山。常識とは違う、されどそこを一直線に突き進む。
最近読んで心を揺さぶられた作品。「悪の意味とは何か」を問いながら、外道も卑劣も厭わずに、「悪の王」へと駆け上がらんとする一人の少年の物語。少年は悪行を行う天分を持ちながらも心優しく、それだからこそ悩むし、だからこそ人間味溢れた熱さを吹き込まれている。作品を通してご都合主義かなと思う展開がないではないし、主人公のキャラクターは人を選ぶだろうけれど、それ以上に訴えかけてくるものがある。面白かった。
書籍版も無事完結しました。大量加筆で毎回楽しませていただきました。web版は完結したなろうの小説で、一番読み返している作品です。悪と正義どちらもカッコイイんです。お互いの信念のぶつかり合いがあっての「最後の一文」心に熱を灯したい時に来てしまいます。こんな熱い作品には、1999年12月31日と2000年1月1日に蒸留され、樽詰めされたという45樽をバッティングしたという、生産時がミレニアムな瞬間という”記念”を狙ってきたボトル。アランモルト ミレニアムカフス職人達の魂も感じながら一杯如何でしょう?
ダークヒーロー?違う、奴はそんな大した奴じゃない。単なる狂気の権化であり、そのクセ結構ヘタレる男だ。そんな男が今決戦に臨む。最高に熱くて最高にハラハラできるのがこの作品です。読んで損は絶対にない!文章構成、キャラクター、ストーリーテンポ全てが商業作品に匹敵する名作と言えるでしょう。秋の夜長にオススメのタイトルです( ´ ▽ ` )
主人公が悪の組織で暴れ、出世する。この流れですでに悪の組織=ずるい、卑怯となってしまう。だがこの作品、そこがかっこいい! ダーティな策を考える主人公や、それを支える仲間がまたいい個性がでていて。次を次をととにかくガッと読みたくなる。私は元のSS自体を読んでいましたが、流れや内容も変わっており、もともと知っていた方も楽しめますよ!
心理描写が面白い。30近い御婆の私なら、共感できるネタと心理描写です。こういうネタもありなんだという、発想の転換がすごいです。これは、良い物語です。個人的に、もっと書いてほしいと思います。ただ、呑みに毎回行くのはいいのですが、ライトノベルの主人公としては、年より臭い感じがあります。どちらかというと、純文学なのでしょうか?でも、著者さん、ネタ的、書き方的にライトノベルなんだろうと勝手に思っていますが、もしラノベなら、以下を読み進んでください。主人公の年齢を、もう少し少年、青少年に近づけたら、ラノベの賞でも一次以上いくと思います。つまりは、ライトノベルなら、主人公は高校生以下が定番です。そこだけが、非常に惜しいと思いました。