僕の四半世紀 完結日:2017年2月6日 作者:橋本洋一 評価:★★★★★ 4.5僕、橋本洋一の四半世紀を書いた私小説です。時系列がぐちゃぐちゃになる可能性があります。思い出しながら書いているので、小説らしきものになるのか不明です。それでもよろしければ、一読願います 話数:全16話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 男主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 私小説 自分語り 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
自らの四半世紀について思いを馳せながら書かれている小説で、丁寧な語り口調で綴られています。作者の幼い頃から大人になるまでの人生について書かれていますが、それは同時に自らを取り巻く人や既に過ぎ去った人々についての記憶です。赤裸々に綴られる内容から、悩みや苦しみ、後悔から懺悔に至るまでがリアルで、今悩んでいる10代の方に読んでもらいたい内容です。興味が有る方はぜひご一読ください。
作者の貴重な体験の記録です。私も子ども時代は、似たような経験を持っていることから、昔を思い出していました。 長い人生を送っていると、思い出したくない過去がいくつがあり、あのときこうしておけばと、感じながら、拝読いたしました。 まずは、ご一読を。自分だったら、どうするかを考えるのに役立つ私小説です。まずは、ご一読を。
「私小説」とのことで興味深く拝読してみました。主人公である著者さん自身は、はわずか3~4歳で「自分は人より物分りがいい」「他人は自分より頭が悪い」ということに気付いてしまったそうで、スピ系の心理学ではこういう人のことを「インディゴチルドレン」とかいうらしく、またヨーガの文献にもこのような「自己特別感」についての記述があり、実はこの自己特別視からいかに自由になるかが宗教の永遠のテーマなんですけどね。まぁ、「あ、自分案外バカだったてへぺろ☆」 みたいなのに気付くことが「大人になる」ということであるともいえ、けっこうこの世の全員口に出さないだけで、みんなそんなもんだよなんて、ほほえましく感じました。「アイさん」の物語は掌篇として秀逸なのでここだけ絵本にできそうです。誰にでもあてはまる自意識の物語として読むと、共感できる部分は多々ありますのでぜひご一読を。