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 神の創りたもうた双子の天使、リュシフェルとミヒャエルは微笑ましいほど仲が良い。
 綺麗なエネルギーから創られたリュシフェルには、ある持論がある。『善なるものは正しく美しい』、すなわち『善くないものは美しくない』という持論。リュシフェルは『善くないもの』に対して冷ややかすぎるのが、ミヒャエルはそんな兄を慕いすぎるのが玉にきずだ。
 そんなある日、大天使リュシフェルは、神に秘密を明かされる。
「人間は我の失敗作だ。彼らはあまりに純粋すぎて、このままでは『聞き分けの良い家畜』と変わらぬ。純粋すぎる彼らが天使の高みに至るには、まず罪を知り、穢《けが》れた上で再び清くならねばならぬ。そうして、穢れすぎた一部の魂の受け皿となる、『地獄』の管理者も必要だ」
 そう告げられたリュシフェルは、自分がその任を負おうと申し出る。兄にその話を聞かされ、双子の弟のミヒャエルは激しく動揺し……。
 神話と聖書と失楽園のエッセンスから誕生した、美しく歪みを帯びた物語。


話数:全13話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
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職業・種族
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時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録