公爵令嬢の狼

とても素敵なお話です。完結になっていますが、一部完結というくくりだと信じてレビューしています。人間と獣人が住む世界において、獣人差別がまだ色濃い時代、獣人差別の頂点といえる公爵家の令嬢は、ある秘密を胸に学園での努力を怠りません。ただ、本人の立場や容姿から、大いに誤解をされまくってますが…これは、いっけん悪役ともみえる令嬢が、裏ではこっそり優しさをみせたり、自分の置かれる状況を嘆きつつ、心を許せる友を見つけたり、新しいロミジュリとも言える恋人との未来を勝ち取るお話です。ヒロインは、普通の人からしたらチートですが、決して完璧ではない所があり、これからどのように困難に立ち向かって行くのか、続きが気になる所です。皆さん、続きを期待を込めて、一緒に待ちませんか⁈

ヒロインもヒーローが好みすぎて、そして何より話の持っていき方がうますぎて、読み終わった後にノックアウトされたような気持ちになります。実際、数十秒ほど天を仰いで放心してしまいました。今が一番きれいな終わり方なのはわかってますが、それでもどうにかしてなんとか続き読みたいです、、非常に好きです。優秀で努力家な女の子もモフモフもクーデレも最の高