評価:★★★★☆ 4
王の命令でメデューサの首をとってくることになったペルセウス。
神の子なんて、言われてもね……と親父(ゼウス)に文句をもとい、神託を受けに行ったら、アテナが手を貸してくれることになり……ギリシャ神話の勇者ペルセウスの超意訳版。かなり残念なペルセウスです。
※基本、ストーリーは神話通りですが、登場人物はかなり改変しております。
※2017年2月15日完結しました。
話数:全10話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
テーマはギリシャ神話の英雄、ペルセウスを題材にしています。とにかく砕けている。それに、神話特有の大袈裟な表現や展開も、ある程度カバーされていて理解しやすいです。(ペガサスの下りは仕方ないですけどね。)正式な伝記より省かれている点はあるにせよ、この作品を読んでみて、神話は堅苦しいものでなく、古代の厨二心が炸裂したものなんだなあと親近感を覚えました。これを切っ掛けに、他の神話も読んでみたくなりました。
ギリシャ神話、といえば恐らく誰もが、特に創作系の活動をしている方なら誰もが一度は耳にしたか、調べたことがある有名な話であると思います。 これは、そんなギリシャ神話に出てくる勇者、ペルセウスの物語。 本編は多少改編されているとはいえギリシャ神話に沿っていますが、ここで重要なのはこのペルセウスがチャラい、というより軽いところです。 ペルセウスの軽さ、そしてそれに感化されるように話も翼のついたサンダルくらい軽いので、ふとした時にさっくりと読める、そんな作品です。