評価:★★★★☆ 4.2
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男という、存在意義さえ怪しい子供に憑依した彼は、幸いにも魔法の才能があったので早くに自立しようと我が道を進む。家門と領地継承も、内政無双も経験が無いから無理。魔法で金を稼いで、自由に生きて何が悪いというのか。まあ、結局人の営みで発生する柵(しがらみ)からは逃れられないのはこの世の常として。これは、そんな若造ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスターの世界なんて救わないお話である。 ※2020年アニメ放映予定。書籍版第十七巻まで発売中。コミック版は第六巻まで発売中(コミックウォーカーにて連載しております)。ドラマCDも発売中です。同じく書籍化された、銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。(七巻まで発売中)と共によろしくお願いします。
話数:全205話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
帝国内乱まではそれなりに面白くて誤字もちらほらあるとはいえ、続きを読ませる面白さがあったので楽しめました。この嫁居る?と思わなくもないが、居ても蛇足になる程でもなく、及第点は十分ある出来でした。その後の魔族大陸編は25点誤字が増えて話の盛り上がりはなく、ネットの落書きの方がマシな拙い政治批判や思想展開という目が滑るものでした。最後のアキツシマ編は0点読む価値なし、戦国武将の名前そのまま出してやっつけ仕事でこんなの公表して恥ずかしくないのかと帝国内乱までの出来と比べるとゴミでした。内容の無さだけでなく、5歳の自称嫁候補が複数とか作者のロリコン性癖全開で正直ドン引きでした。ラスボスが弱小右翼もどきの暗殺と小者たちの二番煎じのゴーレムという蛇足そのもので、本当に途中で完結してれば良かったのにという作品でした。エピローグもはあ?という出来で、途中で読むのやめれば良かったです
異世界で貴族に転生。辺境の零細貴族で、八男。冒険者を目指して修行。魔法の才能があり、良い師匠に恵まれ成長。どんどんと実績を挙げて、地位を向上させていく。異世界転生の主な要素を盛り込んだ作品です。特訓して実力伸ばしてるので、無いのはチート要素くらいかな?それにしたって成長限界がかなり高くて、どんどん技習得してますが。前世の知識使って商品開発とかもしてますし……王道を行く作品ですね。
前半~中盤は登場人物のキャラが立っていることもあり、「こいつ誰だっけ?」ともならず、楽しく読み進められたかと思います。というか、内政系の中でも普通に面白いです。後半のアキツシマ編で戦国大名(名前が伊達政宗や武田信玄)のような名前の、ヒロイン候補が大量に出てきます。西洋貴族風の話の中に、戦国時代を無理やりぶち込んできたのは、違和感が半端なかったです。そこを差し引いても、後半は話がグダグダな上に、選ばれなかったヒロイン候補への扱いが酷く、いいところは皆無でした。全話読んだ結果、自分の中では☆2。アキツシマ編に入った直後から最終話の三話くらい手前まで飛ばして読めば☆4か5をつけていたかなと思います
戦闘・魔力・生産のチートはありません。主人公ヴェデリンは竜殺しの魔術師ですが、英雄ではあっても同格の敵には苦戦の連続。圧倒の二文字は遠い。 現代知識はキャンプと委託生産どまり。交渉は年中やりこめられて、バカ貴族の相手に苦労し続けている。 そんな成り上がり貴族魔術師が世界を救えるはずがありません。彼にできるのはお嫁さんたちと楽しく生きて家臣を養うこと。WinWinの関係を作り貴族世界をくぐりぬけるのがやっとでしょうか。 とはいえ鬼畜な陰謀は稀で、悲喜こもごもの貴族経済?ソフトver.がメイン。上級貴族は[ほぼ]まともでしバカはぬけていますからコメディを楽しみましょう。 貴族社会・中世風経済の初心者は必読。お金は大事だけど癒しも欲しい人におすすめ。都合のいいだけのヒロインはイヤだけど俗物なめんどくさい人は楽しめると思います。
兎に角しつこいです。前話のあらすじを並べたてる所から各話が始まる感じです。更に同じ事柄に対する説明も、コピペのように同じ様な文章で間を置かずに繰り返します。幼児に向けて何度も言い聞かせているかのよう。幕間も全て読まないと本編が補完されません。文章の構成が酷いです。ステータス云々が毎回入るよりましですが。タイトルもただ八男に生まれたというだけで、それはないでしょうという雰囲気も伝わらず。これから読まれる方は、上記を気に留めた上でお楽しみ頂きたい作品です。
色々な異世界もの又は、転生ものは多々読みましたが、この作品は、最後までダレる事なく 一気に読み切りました。キャラクターの個性もよく分けられており 徐々に人が 主人公に集まる内容 (出来事・バトルシーンなど)も良く練られている作品だと思います。家族や人との繋がりを通して主人公が、成長しているさまも作品を通して読み取れた良いストーリーだと思います。個人的には、今迄に読んだラノベ作品の中で一番好きな作品です。これからも お体を大切にしながら 良い作品作りを頑張って下さい。
たぶん異世界転生モノで人気のあるチートやご都合主義の大体が詰まっている為、ある意味では異世界転生モノの要素を網羅していると言える 人によっては詰め込み過ぎと好き嫌い出るかもしれない●良い所・社会や組織による対立や問題発生の理屈を良く説明できている・現実の社会問題等を作中に織り交ぜて良く説明できている・異世界転生モノの人気要素……チーレム、街づくり、グルメ、立身出世等々、大体全部詰まっている●気になる所・特に前半、読む人がブチギレても文句の言えない酷い悪癖の文章が並んでいる・内政回や非戦闘時ならともかく戦闘中の薀蓄は邪魔。戦闘の緊迫感もスピード感も無い・領地貴族になったあたりまでは良いが、その後は展開がダラダラ・タイトルが内容を全く表していない。作中誰一人として「八男って、それはないでしょう!」と言った者も思った者もいない
他の方も言っていますが、文章力と構成に難があります。固有名詞がが横文字で長いのと相まって非常に読みにくい。また、話と話の間に「幕間」がちょくちょく挟まります。この幕間の時系列が非常にわかりにくい。普通に時系列順・・・どころか本編を別人物視点で進行するものもあれば、時間を遡って数話前の時間軸の話なものもあります。その他にも例えば、「こんな話(設定)どこで出ていたっけ?」と思うような唐突な話が出てきた場合、その話は次以降の幕間で語られています。読み飛ばしてしまったかもしれないという疑念を持ったまま読み進めなければならないので、非常に気持ちが悪いです。幕間で情報や心情を補完するのは良いですが、それがないとメインの話がわからなくなるような情報を幕間に持ってくるのはいかがなものかと思います。
チートを得て無双、ではなく逆境に立たされた状態から打破するための努力を重ねるうちに最強へこういう展開こそがなろうの原点だと思います。特に貴族社会の柵(しがらみ)をここまで真正面から描いた作品は他にないのでは?と感じます。確かに場面転換が雑で分かりにくい箇所もありました、しかし文章が多いのはその柵部分をより深く掘り下げたからだと感じます。惜しむらくは終盤の展開がちょっと盛り上がりにかけました。あとその終盤にお嫁さんが爆発的に増えるのでそういうのが苦手な方もいるかと思いますが、それも貴族社会らしいのでそういう目で見るとやはり書きたいことを貫いた作品だったのかなと思います。アマーリエさんはかなり興奮しました。目覚めてしまいました責任とってください(カタリーナ的求婚)