評価:★★★★★ 4.5

上泉義道はテロリストや軍隊、その背後で観え隠れする神霊や悪魔などを相手にして数々の戦いを生き延びた英雄だった。

だが今はただの会社員、昼間は働き、夜は一人アパートで酒を飲む、静かな生活を送っている。

その生き方はあまりにも孤独で、幼馴染の大鷲紀人、その妹の円が心配し、何かと世話を焼いてくる程であった。

そんなある日、大鷲がひき逃げに遭い死んでしまう。翌朝、円のもとに二人組の男が訪ねて来る。

彼らは大鷲、そして上泉の勤める会社、日本剛心重工業の社員で、大鷲が会社から持ち帰った名刺などを回収したいと言う。

その場に偶然居合わせた上泉は男たちのことを不審に思い、鎌をかける。

結果、どうやら男たちは偽物らしい。

上泉は靴箱に置かれた花瓶を手に取り、振り上げるのだった……。

※この作品はカクヨムにも投稿しています。


話数:全32話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象