評価:★★★★☆ 4.3
冴えない三十路童貞男のもとに、ある日突然、年の離れた従妹が転がり込んできた!
これは、おっぱい大好きおっぱい星人が成長期の従妹におっぱいの発育を促す食べ物をたくさん与えながらその成長を見守る、ハートウォーミングでバストグローイングな新感覚ホームドラマである。
※本作品はアルファポリス、カクヨムでも公開しています。
話数:全15話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
「おっぱいは好きか?」こう問われれば、十中八九の男性ならばイェス!と答えるだろう。もちろん私もイェス!と答える。この話の主人公も私たち同様おっぱいが大好きであり、なんとも羨ましいシチュエーションに身を置くことになるのだ。しかも、しかもだ、光源氏よろしく無乳を超乳に育てるという大きな野望を抱いており、その行動にぶれることなく乳を、乳を日々大きくするために努力をしている。そんな中で自分の男としての欲望(エロいことしたい)と乳を育てるという野望の間で揺れ動く主人公の心、そして葛藤。深夜に読んでしまったらもう最後、明日は睡眠不足でおっぱいのことしか考えられなくなってしまう面白さ。Let’sおっぱい!みなさんも是非この話を読んでたわわな妄想空想幻想に浸りましょうぞ!
タイトルを見てあらすじを読んでも「なんのこっちゃ」かもしれませんが、これだけは言えます。「本当におっぱい育ててる~~~~!!!」 もちろん、牛のおっぱいとかいう出オチ詐欺じゃございませんよ。 『冴えない三十路童貞男のもとに、ある日突然、年の離れた従妹が転がり込んできた!』というエロ漫画にありがちな設定でありながら、主人公クンはあからさまにそういう展開に走るでなく、懐かせようと誘導するでなく。おっぱい星人として育乳にのみ励むわけです。 グラビアドルオタで人付き合いの少ない彼には、こういう設定でよくある「実は気があるんじゃないの?」みたいな美人の同僚はいません! でも、でも、深く付き合えばいいヤツだって分かるよ!! むしろ段々料理もうまくなっていって嫁に欲し……ゲフンゲフン! とにかく、年の差同棲生活の行方が知りたいひとは、今すぐ読もう! そしておっぱい育てよう!
おっぱい大好きムラムラをこじらせた独身中年男子のところに、ある日転がり込んできた可愛い女の子。どうにでも料理できる、この上なく純粋な素材です。主人公は己のおっぱい愛を満たすべく、女の子(のバスト)を育成します。健やかに育ってゆく女の子(と、そのバスト)。それを見守る主人公のまなざしは、助平なようで、いつだってどこか切なかったのでした。どうなってしまうんだろう。このまま何事もなく、いつまでも続くホームドラマではないはず。読み手は期待しながら読み進めることでしょう。そして、ラストで味わう独特の衝撃。麗しのおっぱいは、きっと、愛で満ち足りているから、こんなに魅力的なのだ。貧乳派も巨乳派も、男性も女性も、大いに楽しめる作品です。
これは現代の『源氏物語』なのでわ!?と思いつつ、読ませて頂きました。かの光源氏は幼き紫の上に愛情を注ぎ、理想の恋人に育てる。このお話もおっぱいが主眼と言いつつ、最後は果雨ちゃんと、理想の愛を成就させるのか、と。しかし、『おっぱい』なのです。主人公・充人くんの一念はあくまで『おっぱい』。理想の『天乳』を求め彼の人生は『乳育』に捧げられました。毎日牛乳は言うまでもなく『ボロン』なる名前だけで巨乳に不可欠と思われる栄養素まで追い求め、求めるのは至上のおっぱい。 果雨ちゃんも女の子です。最終話クライマックス、ついに究極の選択が発動します。 普通の主人公なら「君が一番、大切だよ」この一言で、純愛として完遂です。だが、充人は漢です。欲しいものに真っ向ストレート。巨乳だけに鷲掴みだ。この綺麗事不要の結末は、わたしには痛快でした。漫画なら次のページで見開きでビンタでしょう。その潔さや良し!
この作品のジャンルを問われたとき、僕は、多分、「おっぱい」と答えると思います。(もしくは「グルメ」)このレビューを見ているあなたは、「一体どういうこっちゃ?」と思われていることでしょう。実のところ、僕にも、よく分かりません。とにかくおっぱいなんです。おっぱいを育てる話なんです。「しょうもなそう」と思ったあなた。完全に舐めてますね。僕も最初はそうでした。でも、どうでしょうか。今、最新話まで読み終わった僕は、熱いパトスをもってこのレビューを書くに至っています。この作品は、おっぱいという大きなテーマを軸に、成長、グルメ、健康、コメディ、親子の愛、性への欲求、その他様々なものを含んだ一大エンターテインメントなのです。とにかく実際に読んでみないと何もわからないと思うのですが、なんだか知らんがいつのまにかめちゃくちゃ感情移入してしまい、続きが気になって仕方なくなります。