何回ガチャを引いてもレアが出ないから腹いせに書いたファンタジー

召喚魔導師の従兄弟が竜を召喚する場面を見て、召喚の虜になった主人公。しかし、召喚は高価なアイテムを使うのに、召喚結果はランダムで。――主人公は、何度引いてもスライムしか引けなかった。時に節約し、時に主席の座を勝ち取り、比べ物にならない程多く召喚を実施した。それでもスライムばかりが現れて……召喚と言うガチャに囚われた主人公が、家を追い出されようと止まらず。あるいは、止まれなかったのかも、知れない。笑える場面が多いですが、ガチャを筆頭に闇も多く、密度の高い一作。

この小説は、『嘆きの亡霊は引退したい～最弱ハンターは英雄の夢を見る～』や『堕落の王』などの数々の名作をなろうに掲載している槻影さんの作品です。タイトルを見るとやっつけで書いたかのように思えますが、槻影さん特有のギャグセンスが光っていて、この方の作品で少しでも笑ったことがあるなら楽しめる作品です！1～2時間でさっくり読めて展開も早いので、何を読もうか迷っている方にもオススメです。

インフルエンザになって学校に校則でいけないため、ここ5日でなろう小説を50個くらい読んだんですが飛び抜けて面白かったため紹介します。この小説は主人公が召喚術でのドラゴンの召喚をめざす物語なのですが、召喚しても召喚してもスライムしかでません。でもそのスライムを利用しまくって大暴れするストーリーがとても小気味よく、一瞬で読破できます。ちゃんと落ちもあって笑えるのでぜひ読んでみてください！友達とかにも勧めたら面白いと言ってたので読んで損はないと思います