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夏に白を感じるのは入道雲のせいだろうか。
夏に喜びを感じるのは楽しい長期休暇があるからだろうか。
夏に切なさを感じるのは花火の消えていく音を聞くからだろうか。彼女にとって夏の白は丘の上の病院の壁の色だった。
彼女にとって夏の喜びはあの人とした会話の全てだった。
彼女にとって夏の切なさはあの人の残した物を抱きしめることだった。それでも、彼女は前を向いて立っている。
――これは僕と私の物語。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象