評価:★★★★☆ 4.3
はじめまして、Miyuと申します。
この話は、性的虐待を受けて育った私の実体験を書き連ねたものです。
けして気持ちのいい話ではありませんし、ただの実録です。
私自身恐怖心は消えておらず、今でもキーボードを打つ手が震えてしまうほどなのですが、『なかったことにしたくない』その思いで書いております。願わくば、私の体験が誰かの為になりますように…。
[この作品は、エブリスタ・カクヨムでも重複投稿しております]
R15用に編集しておりますので、直接的な表現は重複投稿先より少なめにしております。◆ 追記 ◆
閲覧していただきありがとうございます!
多くの作品の中から私の作品を見つけていただき、更に読んでくださる皆様に感謝の気持ちがいっぱいです。
優しいお言葉や応援ひとつひとつを拝見させていただき、胸が暖かくなる思いと、弱虫な私に書くことの勇気が湧いてきます。文章力や語彙力が足りず読みにくい所もあるでしょうが、これからも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
話数:全32話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
ふと目に入って読んだ作品でしたが、本当に心が揺さぶられました。苦しくてやるせない感情が押し寄せてきました。性的暴行、虐待を受けている人達は少なくありません。いじめだって、決して他人事ではないと思います。私はいじめを受けていた人間なので、他者に助けを求める事がどんなに恐ろしいのか、よく分かります。それをこういった形で他者に伝えるのはとても勇気があるし、素晴らしい事だと思います。ある意味こういった機械化した現代だからこそ出来た事であると思うし、これこそが本来の使い方なんだなと実感しました。苦しんでいる人も、そうでない人も沢山の方に見て欲しいです。作者さんが、これから素敵な未来を歩めるよう、心より願っています。読ませていただいてありがとうございました。
エッセイの様な事件はそうそう起こることではないにせよ、ありうるのが現実なんだろう。そのありえる可能性をどれだけの人が理解しているのだろうかと疑問する。児童相談所への虐待相談件数が年間10万件で、年間自殺者3万人で、未遂者なんかは遥かに多いだろうこの日本にてどれだけ多くの人が日々地獄を味わっているのか思うと、いてもたってもいられない。かといって、自分に何ができるという訳でもないから…
このエッセイは筆者の半生を描いたものです。タイトルにあるとおり、性的虐待を受けて育っています。世界は残酷で、そのような体験をしてしまう人がいると分かっていたつもりですが、実際にこうして文章で書かれていると、悲しい気持ちと怒りの感情が生まれてきます。客観的に見て普通の人よりも辛い体験をしてきた筆者のエッセイは絶望を感じさせますが、同時に希望を与えるのです。最後まで読めば筆者の想いが伝わると思います。同じように悲しい体験をしたことのある人の助けになる作品です。是非一読してみてください。