評価:☆☆☆☆☆ 0
ちょっとしたアクシデントから、世界を統べる魔王に次ぐ大公の座に就くことになってしまったジャーイル。そんな大公としての生活も二年をなんとか平穏無事に乗り切り、三年目を迎えていた。ブラコンで我侭な妹、世界最強で美貌の女王様、女好きで何を考えているのかよくわからない親友、やや変態だが真面目な魔王様、厳格だが頼りになる家令、無表情だが時々やらかす美人副司令官、賑やかなオッサン等々に囲まれつつ、ジャーイルの平穏な日常は今日も続いていくのであった。「新任大公の平穏な日常」の続編です。
完結しました。ご愛読ありがとうございました。
続編「恐怖大公の平穏な日常」として、緩く書いております。
話数:全176話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
ずいぶん長い間読んでいたような気もしますがあっという間だったような気もします。何にせよ完結までこぎ着けてくれてありがとうございました。まだまだ気になる展開や続きが読みたい気持ちもありますが、区切りまで追いかけ続けることが出来るほど楽しませて貰いました。しばらくは休まれて英気を養ってから次回作があればまた読ませていただきたいと思います。本当にお疲れ様でした。
一年二年と、大公として生活してきた主人公。 三年目となるからには、仕事も私生活も落ち着きを見せ始めるーーわけがなかった。 今作は前作を超えるほどのコメディー感が、溢れるを通り越して吹き出している。 女性の扱いに困り。 脳筋の扱いに困り。 認識の誤差に困る。 という、魔族と主人公のズレも健在である。 そして、個性的なキャラ達との掛け合いや新キャラ登場により、一層騒がしく振り回されることになる姿も必見。 残念で不憫な彼は、今も変わらずネタなようだ。 アクシデントに見舞われ大事な力が減るという珍事を経験したり、大祭を成功させるために会議やら工事やらを取り仕切る大役を任せられたりする。 そんな主人公と魔族たちが織り成すドタバタな喜劇。 一度、覗いてみては如何だろうか。 前作「新任大公の平穏な日常」(完結済)も面白いので、ぜひ合わせて読むことをオススメする。
力こそ正義、戦い大好き。そんな脳筋感あふれる魔族の世界において、魔王に次ぐ実力者である『大公』。その1人を勢いあまってつい倒してしまった主人公ジャーイルは、自身もまた魔族に7人しかいない『大公』に叙されることに。平穏が欲しいという本人の望みとは裏腹に、集まってくるのは下克上を狙う挑戦者、肉食系の女性達、そしてあまたの脳筋たち。ひと癖もふた癖もある彼ら彼女らに囲まれたジャーイル閣下に、彼が望む平穏な日々は果たして訪れるのだろうか?タイトルにも書きましたが、この作品の魅力として個性豊かな登場人物が挙げられるかと思います。レギュラーキャラは勿論のこと、ちょい役やあまり出てこないようなキャラにも味があり、主人公たちとの掛け合いを楽しませてくれます。なお、他の方も書かれているように『新任大公の平穏な日常』からの続編となりますので、そちらも合わせてオススメいたします。
主人公のジャーイルの悪戦苦闘の魔族大公ライフです色々と起こる面倒ごとを解決していきますが基本ほのぼのしています主人公を含めまわりの愉快な魔族達の個性にも注目ですこの作品を読むと魔族のイメージが変わるかも(^_^)この作品は魔族大公3年目以降の作品です前作は『新任大公の平穏な日常』ですので合わせて読む事をお勧めします
力こそが全て。勝者こそがルール。ただ種族による美的感覚の違いだけはご勘弁。そんな脳筋万歳な魔族社会において、うっかり大公位に成りあがってしまった我らが主人公ジャーイル大公閣下。右を見れば脳筋。左を見ても脳筋。配下魔族を見渡してもやっぱり脳筋。そしてそれを嘆くジャーイル閣下もほんのり脳筋。いつ寝首をかかれるとも知れない殺伐とした、しかしどこかお気楽な魔族社会。そんな魔族らの大物として、時に下剋上狙いの魔族に命を狙われ、時には肉食女子たちにも違う意味で狙われて。そこかしこで起こる面倒事を片づけて、今日もジャーイル閣下は身内と平穏な暮らしを守るために奔走します。魔王様、大公たちを筆頭に、男女問わず愛嬌のある魔族たち。そんな彼らのお気楽平常運転な日常を覗いてみたい方は是非に!お気に召しましたら前作「新任大公の平穏な日常」も是非合わせてお楽しみください!