評価:★★★★☆ 4.1

次期王妃ロゼリーは、次期王であるセシアンの心をおもんぱかりこう言いました。

「セシアン様、実は私……好きな人がいるのです」と。

セシアンの心に別の誰かがいることを知っていたロゼリーは、そう言って大好きなセシアンの心の重荷を軽くするのです。そして、告げられます。

「ロゼリー、……私も好いておる者がいる」と。

三日後に迫った婚姻式と戴冠式。

「……今さら破棄はできない。私はロゼリーに酷なことを願うしかない。王妃になってほしい。そして、側妻を認めてほしい。ロゼリーの気持ちを犠牲にして、こんな願いを口にする私は情けない男だな」

ロゼリーは受け入れます。そして、孤高の王妃たるロゼリーの生活がはじまるのです。

健気な王妃の物語です。
短編のつもりで執筆しましたが、文量が多くなり二部に分けました。二部にて完結です。


話数:全2話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象