評価:★★★★★ 4.5
それは、聖女とたたえられた少女の、末路と末裔の物語。
・前編あらすじ
政府があらたに新設した対異能者、超技術への対策部『ヤクト・ハウンド』。
その中で味方の超能力者や超技術を実践運用する部隊が存在した。通称、実験部隊。
その班長は人形のように愛想の悪い、長身の男だった。それと同時期、ある存在が
フードコートで子どもっぽい食事を大量に食べる白銀の髪の美少年。
捕まえようとすると、霧のように姿をかき消す。一見してつながりそうのない両者の、意外な正体と関係とは……?
・後編あらすじ
『シルバー・ウィスパー』を確保してしばらく後、『ヤクト・ハウンド』第四班はカルト教団『銀の星夜会』の残党狩りに奔走していた。
ある日、彼らのもとに、教団の主力基地壊滅の報がもたらされた。
その実行犯は、『再臨計画』のラストナンバー。
『エレクトラム』と名乗るその少女に接触した錫日照慈は、衝撃の事実を知る。『彼女』はいったい何者か? 同胞か、同志か、原典か、神か、それとも……?
彼女と行動をともにする彼は、想い、悩み、そしてひとつの解答を得る……
話数:全32話
ジャンル:異能バトル
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:R15
瀬戸内弁慶先生が放つ、ハードボイルドSF異能アクション。 現代社会の裏に暗躍し、人々の平和を脅かす異能者達。その脅威に抗するべく政府によって設立された「ヤクト・ハウンド」。 その第四班班長・錫日照慈は、政府管轄の異能者達を率いて、カルト教団「銀の星夜会」に占拠された病院に踏み込んでいた。 「銀髪の聖女」の再現を目指し、非人道的な研究開発を繰り返す教団と、その構成員を率いる「聖女」。その悪行を阻止するべく、照慈は一癖も二癖もある部下達と共に突入を敢行していく。 ――だが。照慈と「聖女」は、現世に生まれ落ちたその日から。浅からぬ因縁で、結ばれていた。 そんな彼らを繋ぐ「銀髪の聖女」を巡り、物語はさらに加速していく。その結末を、見逃してはならない。