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とある街角で、銀髪の老人が子供を相手に語っていた。
「これは真実のお話じゃの。おぬしたちも知っておいた方がいいと思うがの」
必ずそう言って話し出す物語。

貶められた悲劇の英雄の物語

「さあ、今日も聞いていくがよい、英雄は完璧なものではないということを知るがよい。」
そこには誰もいなくても、老人は語り始めていた。
街の人は奇異の目でその老人をみていたが、老人の瞳にはたくさんの子供たちが映っていた。

いつしかそこに人が集まり、その話を聞きに多くの人がやってきた。

歴史は言う。そのものは英雄だったと。
歴史は言う。そのものは破壊の魔王だと。

しかし、老人はそのものを、こう呼んだ。

孤高の英雄マルスと


話数:全14話

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素