評価:★★★★★ 4.5

 今回は宇宙と深海について調べてきました。赤色巨星(せきしょくきょせい)や超新星爆発(ちょうしんせいばくはつ)、深海の生物が潰れない理由などを解説する予定です。他にもアンコウが光る原理や、昆虫の鮮やかさにも言及していきます。尚、タイトルが「箸休め」になっている部分は番外編です。本編では語りきれなかった雑学や、蘊蓄(うんちく)を披露しています。

 沼津半平(ぬまづ はんぺい)はちょっぴり魚に詳しい一六歳。
 わけあって高校を中退し、現在はニートをやっている。

 ニートと言えば、町内の鼻つまみものだ。
 真っ昼間から街を徘徊する姿は、正社員の皆さんを不快にさせる。
 じろじろと女児を眺め回し、お母さん方を不安がらせることも多い。

 ところが半平と来たら、自発的にゴミを拾い、お年寄りの荷物を持ちと、八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍ぶり。地域の方々からの信頼も厚く、お母さん方からの人気も高い。

 だが誰の目にも模範的に映る行動には、保身に満ちた理由が隠されていた。

 ある夜、半平は茶飲み友達の少女、ハイネ・ローゼンクロイツの秘密を知る。
 時を同じくして、人々を襲う〈国際殺人機構〉(こくさいさつじんきこう)の謀略。
 平和な街に怪魚が蔓延(はびこ)る時、半平の運命もまた大きく変わるのだった。

〝墓怨 墓怨 恨墓怨〟(ボーン・ボーン・ウラボーン)
〝離墓怨 魔星土〟(リボーン・マスタード)

 夕焼けが卒塔婆(そとば)を照らす時、世界最凶の魚が大地を揺るがす!
 ワールドクラスの魚(ウォ)ーズを見逃すな!

 ※お詫び
 作中の雑学、知識は諸々の資料を使い、最低限の裏付けは取ってあります。ただし友人ゼロ、学力ゼロの作者が独自に調べたものであるため、正しいと言う保証はありません。民明書房の延長と言った感じでお読み頂ければ幸いです。また本作は「カクヨム」様にも掲載しております。


話数:全132話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録