評価:★★★★☆ 4.4

 早見雪乃は学生時代にゲームと出会い、ゲームプランナーとして開発会社オストマルクに就職したが、ゲーム開発の現場は想像以上の過酷さに満ちていた。恋人を心の拠り所にしてディレクターの無茶ぶりに懸命に対応していた雪乃だが、やがて企画課の問題児・新能荒也と二人で他社への出向を命じられる。そこで彼女を待っていたのは、ディレクターの下でRPGのバトルシステムを作り直すという初めての課題だった。
 コンセプトをゲームに落とし込んでいく過程を体験しながら、雪乃は初めて仕事に充実感を覚える。新能の意外な仕事ぶりにも惹かれつつ、悩み、考え、行動し、人間関係にも揉まれながら成長した彼女は、自社の開発体制に疑問を抱き始め、出向から戻っても奮闘するが――。

 ゲームクリエイターとは一体誰の事を言うのか?
 ゲーム業界の開発現場を舞台に、作り手のあり方を問う現代ドラマ小説。

【おことわり】
※この小説はフィクションであり、登場する人物名、会社名、ゲームタイトル名は、すべて架空のものです。
※「カクヨム」と重複投稿をしております。


話数:全52話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象