評価:★★★★☆ 4.3
ぬるっとした主人公による、ぬるい異世界ファンタジー。
昼休み同僚と食事に出かけ、油分タップリのカツ定食を食べた主人公と、ネッバネバのオクラ納豆ととろろ定食をたべた同僚は、その食事の帰り道、足元に突如現れた光るマンホールに落ちてしまう。
その光のマンホールは異世界召喚だった。
マンホールを通った際に能力を得た主人公。
だが、主人公の能力は『ぬるぬる』だった。その他にも複数の能力を得ており異世界で能力や仕組みを学び、能力を活用して進化する『魔獣』と共に押し付けられた魔王討伐をはじめる主人公。
一緒に落ちた同僚はどうなったのだろうか。
そして魔王とは一体……あれ? 魔王めっちゃ可愛くない? フォォォッ!
ぬるぬる冒険譚。ここに開幕。
話数:全34話
ジャンル:エピック・ファンタジー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
フェフオウフコポォ様の『ぬるぬるファンタジー』を紹介させていただきます。 この話の特筆すべき点は『斬新すぎる設定!!』です。 異世界転移の物語は、この『小説家になろう』では数多く投稿されています。 ですが主人公に与えられるチート能力に『ぬるぬる』なんて能力見た事ありますか? 誠に勇者らしくない能力……。ですが序章でこの『ぬるぬる』がいきなり猛威を振るいます。 私は序章を読んで、その斬新な設定にすっかりハマってしまいました。 王道的な物語とは違うものを求めている方にこそ、目を通していただきたい作品です。コメディタッチの作風の為にストレス無しで読めるのではないかと思います。 一見バカな設定……ですがその斬新な設定に是非一度ふれてみてほしいです。 ちなみにフェフオウフコポォ様の別作品も斬新すぎる設定ですので、そちらもぜひ読んで欲しいです。