吉岡綾乃は魔女をやめたい

吉岡綾乃は、高校２年のとき、父親の海外赴任を理由に祖母に世話になることになり転校する。母の母校に転校した綾乃は、魔法使いのクラスへも通うことになる。魔法使い社会は、魔法の才能のある子供達を一同に集め、魔法の教育を行い、魔法使い同士を結婚させようとしていた。いうなら、学校が合コン会場だったのだ。だが、そこで、魔法の存在を秘密にするという掟のせいで、一般人の恋人や親友と別れを強いられる。魔法使いのクラスで、大久保静香、中島　薫、小西　透の三人と友達になるが、せっかくできた一般人の友達とは疎遠になる。静香を巡って争う中島と小西。あからさまに嫁候補として見る魔法使い達。そんなに魔法使いと結婚させたいなら、もっといい男を用意しろってんだ！こんなやつらより、龍の方がよっぽどましだ。綾乃は龍のタツヤと知り合い仲良くなるが、綾乃を龍に奪われる危機を感じた魔法使い社会は、綾乃にタツヤを過去へ送るよう命じる。何かと綾乃の人権を無視する魔法使い社会に反感を感じる綾乃は、魔力の減少を目論んで友人の松村を始め、中島や小西やに魔力を授けるが、自身の魔力は減らず、逆に魔法使い達の注目を浴びてしまう。もう、どうしてれよう。みんな、私のことは放っておいて！（R15は保険です）