魔法が使用される事が当たり前となった現代。生侍もまた、その魔法使いの一人になるべく試験に臨んでいた。しかし、とあるアクシデントにより試験は中断、再試験も行われない為失格となり魔法使いへの道は断たれた。意気消沈したまま登校する生侍は、タイミング悪く学園長の娘の白羽と一戦交えることになる。しかし彼女を通じて学園長と話す機会を持てた生侍は、そこで魔法使いとしての素質は失っていない事を知らされる。
クラスに戻った生侍は、一週間後に実力判定の試験がある事を伝えられる。しかし未だ魔法を会得していない生侍は白羽の紹介の元、天衣の森という特殊な壁で隔離された森に一人で修行することに。死と隣り合わせのこの修行に意気込む生侍だったが、食料不足や猪の襲撃により絶体絶命のピンチを迎える。
その頃学園では既に実力判定の時が迫っていた。突如学園はとあるグループの襲撃を受け試験は一時中断する。男達は白羽の母親を拉致していたため、要求通り学園長が彼らに連れ去られる。阻止しようと動く白羽だったが、リーダー格の男にあしらわれ、その後残った男にも苦戦を強いられる。やがて追いつめられ窮地に立たされる白羽だったが、間一髪のところで魔法を会得した生侍が救援に入る。
難なく男を倒しアジトの居場所を聞き出し、警察への連絡は友人に任せ、生侍と白羽は学園長夫婦の救出に向かう。アジトで単独行動していた生侍は拘束されていた母親を保護するが、その間白羽はリーダーと交戦していた。母親を避難させ生侍も屋上へ向かい、リーダーと思われていた男を倒すが、そこで裏で糸を引いていたのが学園長だと発覚。生侍は学園長の猛攻を受け、気を失ってしまう。
一度は死を覚悟した生侍だったが、心の中の白羽に呼び止められ意識を取り戻す。意識を失っている間に攻略法を見出した生侍は意識を取り戻し白羽と連携してなんとか学園長を倒す事に成功し、そのまま駆けつけた警察によって身柄を保護、事件は解決に向かう。
数日後、生侍は補修工事の為立ち入り禁止となっている校舎の屋上で白羽と再会する。白羽の家で修行する約束を取り付け、白羽は足早にその場を去っていく。一人残った生侍は今まであった事を思い起こし、自分が未だ力不足であると感じた生侍は自らの夢の為強くなる事を誓った。(1), (2) 合わせてのあらすじです。
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