評価:★★★★☆ 4.1
軍人“玄界宗一”は作戦行動中に戦死し、異世界にて転生する。
異世界は“帝国”と“王国”、そして“共和国”が列強として君臨し、強者が弱者を支配する帝国主義の全盛期であり、列強による植民地を巡る戦争の絶えない世界だった。
新たに“クラウス・キンスキー”として生を受けた玄界は、非文明の大地たる植民地において巨大な陰謀を企て、この帝国主義の時代において巨万の富を狙って生き抜くことを決意する。
これはひとりの男の野望に生きた物語。
活動報告に外伝があります。
話数:全286話
ジャンル:エピック・ファンタジー ミリタリー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
なろうの中にもピカレスクは数あれど高等教育を受けたしっかりした大人で優秀なのに我欲丸出しで一貫して思考(嗜好)のブレない冷酷で人非人な主人公は逆に珍しいのではないのではないでしょうか?作者さんの描く主人公はどれも主義主張が一貫して魅力的ですが今作は特に俗っぽく分かりやすくて良かったと思います 悪役主人公は最後まで改心せず悪の華咲かせてドヤ顔ダブルピース決めつつ大勝利してナンボだろって人にオススメです
三大列強が植民地を奪い合う、地球の十九世紀半ばに近いが科学と魔法が混在する世界。主人公は入植者の名家に生まれるも、才覚を持て余し与太者を率いて乱暴狼藉の日々を送っていた。ある日彼は、異世界”地球”の国家”日本”でダーティワークを行う情報将校だった前世の記憶を取り戻す。取り戻した知識を活用して巨万の富を得るべく、主人公は舎弟達を引き連れて軍へ志願。己の才覚と親のコネ、そして計略を用いて独立部隊を編成し、さらには財閥とも手を結び、植民地の利権獲得に乗り出して行く。傭兵部隊やPMCが活躍する軍事物作品のファンタジー版といった趣で、典型的なピカレスクでもあります。冷酷非情な主人公が我欲の為、奸計を用いて弱者にも容赦のない闘いを展開する作品は、「小説家になろう」では希有と思います。主人公の部隊は人型兵器”魔装騎士”を運用しますので、ロボットファンタジー好きな方も必読です。
主人公、外道ですつまり典型的な植民地ヨーロッパ思考です。鬼畜米英ですね世界、弱肉強食の世紀末植民地獲得競争世界です力こそが正義!いい時代だ所詮この世は弱肉強食ヨーロッパ諸国がモデルの人間の先進国が非文明の亜人を文明化するという嘘800を並べ立てて虐殺、略奪の限りを尽くします。資源のために、聖地を破壊!環境汚染?なにそれ状態で鉱山を経営!現地の亜人は労働者ですので。君たちは大事な労働者です、困ったことがあったらなんでも言いなさい(聞くとは言ってない)反乱?皆殺しにすれば解決時はまさに植民地時代!