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部屋の中で、少女の声が静かに響く。ただ声を聞いただけなのに、彼は痺れるような感覚に襲われた。少女はやさしく彼の手に指を絡める。そして見上げる姿勢から、彼の耳にそっと口を近づけ囁く。「くちづけの味、わたしにおしえて――」部屋いっぱいに満ちた少女の香りと、言葉を失うまでの可愛らしさに、人形師の彼は理想の少女が何処に在るのかを知る。
時代:中世
舞台:未登録
雰囲気:ダーク
展開:未登録
その他要素
注意:R15
完結日:2010年12月12日
作者:しろつき