梅雨の思い出 完結日:2017年8月26日 作者:宮里蒔灯 評価:★★★★☆ 4.3OLの野崎清華が信号待ちをしていると、「雨だ」という誰かの声が聞こえた。空を見上げ、頬に感じる雨粒と共に、あまり接点のなかった中学のクラスメイト高井樹との淡い思い出がよみがえる。 ※清華編、樹編の二話+番外編です。 ※ほのぼのじれじれです。 話数:全4話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 クール 七夕 再会 初恋 同級生 思い出 梅雨 気遣い上手な女性 花火大会 虹 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
この小説は梅雨の時期、思いがけない所で知人と邂逅する所から始まる。片方が過去とまったく容姿が変わってしまっているというのがにくい作りだ。この二人、雨にまつわる共通の思い出を持っている。雨がいつも二人の近づくきっかけになっているのだ。雨もたまには良いことをする。私事で申し訳ないが、この邂逅するという現象。小説の中だけの話かと思っていたが、市役所内で同級生と邂逅してしまった。私はへたれなので声をかけることができなかったが、この物語の主人公はそうではないのでご安心を。梅雨という季節は長々と細い雨が続き、嫌な季節であるが、一つ一大イベントがある。そう、七夕である。雨の思い出を持つ二人は七夕にどんな願いをしたのだろうか。詳細は作品内でお楽しみ頂きたい。