不死の配送人 完結日:2017年8月13日 作者:ヘロー天気 評価:★★★★☆ 4.1寝て起きたら世界が終わっていた。 ――謎の奇病が蔓延して崩壊した世界で、特殊な感染状態のまま意識を保つ主人公が日常を取り戻すまでのお話。 ※後日談が追加される場合があります。 話数:全60話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 バイオハザード パンデミック 不死身 割と安心 感染者 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
ある日謎のウイルスが蔓延し、人間がゾンビ化するという事態に世界中が混乱に陥った。主人公自身も感染するのだが、意識を失い起きたときにはゾンビの状態で意識があるという特異体質に。そんな非日常的な世界で必死に生きようとする人や、本能のまま他者を傷つける人、なんとか日常を取り戻そうとする人など様々な人間たちが登場します。主人公はゾンビ化した影響でかなり身体能力が高くなっています。他の意識のある感染者も身体能力が向上していますが、主人公は別格で単純な戦闘では基本的に無双状態です。また、自身もゾンビのため他のゾンビから襲われないという性質もあり、そういった要素がタイトルの部分に関わってきます。本編も面白いのですが、その後の外伝的なお話も現代ファンタジー感が増し増しでめっちゃ面白いので是非読んでみてください!
最後まで読んでいて楽しかった!もっと続いて欲しいと感じました。ゾンビものは幾つか読んできましたがゲスくない主人公に久々に出会えました。最後に追加された適応者のランク付けなど中二心を刺激してくるワードを見ていると彼らのその後を想像して楽しみたくなります。いつか続きが書かれるというのなら再び彼らに会いに訪れたいです。
男の人が起きたら、状況はかなり変わっていた。当然のことながら、政治体制は崩壊し、秩序は各々によって定められる。そんな中で、現状からの脱却のキーを肉体活動を無視してでも変えようとした人、活き残る為に集まった人達、新たに秩序を築こうとした人達 、さまざまな思惑があり、そこを男は駆けていく。 秩序とはつくるものである。では、彼等はどのような秩序をつくろうとし、何を望むか。『社会一般道徳倫理』という考え方が無用と判断された中で、人は何を思い、男はその人に何を思い、男はそして行動するか。 その身体で、何を思うか。 「お前は人間じゃない」 男の活き方とは。 *社会一般道徳倫理で動き、肉体が人間でも人間とは思わないで行動した肉体が出てきます。嫌いな方は御注意下さい。やや固定観念のようですか、私としてはとても面白いと思います。