評価:★★★★☆ 4.2
婚活サイトで知り合った千夏は、清楚で朗らかで、まさに僕の理想の女性だった。三回目のデートでプロポーズした僕に、彼女は喜びつつもためらいを見せる。「実は母が幸司さんとの交際に反対していて……」彼女が語る過保護な母親の実像は、徐々に異常性を帯び、やがて意外な結末に……。
※エブリスタと重複投稿です。
話数:全4話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
完結日:2017年8月8日
作者:橘 塔子
母という存在は代えがたい存在である。しかし、子ども時ならば良いが大人になってからも指図されると鬱陶しい存在に成り下がる。これは親の視点から見るとしょうが無い部分がもちろんある。親にとっていつまでも子どもは子どもなのだ。自分の子どもを、いつまでも自分の支配下に置こうとする親のことを「毒親」というらしい。今作の主人公は、そんな毒親の毒に侵された人と結婚しようとプロポーズするのだが……。この結末は予想することができなかった……。まさか母がそこに居るだけで恐怖を感じるとは思わなかったのだ。どういう意味なのかは、是非今作を読んで確かめてもらいたい。