評価:★★★★☆ 4.1
私、腎臓なかったわ――――。
2015年冬、私は自分の体の異変に気づきました。あるべきはずのものが、ない。一つしかないはずのものがなぜか、二つある。闘病生活というほどのものではない、ちょっとだけ私が入院した話。終始「痛い」と連呼しています。痛い話ばかりしています。苦手な方はご注意ください。エッセイです。
話数:全4話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
皆さんは「産婦人科」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか? 一般的には「妊娠」ですよね? 女性なら「内診」や「エコー」を連想して顔を苦くしている人も多いと思います。 何故こんな質問をしているのかと言うと、「産婦人科での検査は女性に取ってとても苦痛」だからです。 恐らく、殆どの男性は知り得ない(体験しようが無いので当然でしょう)、「恥ずかしさ」と「痛み」に耐えないとならないんです。 時には周りから白い目で見られます。これは仕方がない事ですが……。 作者様は中学2年生という、思春期真っ只中でデリケートな時に大変な思いをされています。 「不安」「恐怖」「恥ずかしさ」で心中穏やかではなかったでしょうに、エッセイで明るく振り返っている姿に敬服しました。 是非とも、男性にも読んで頂いて、このエッセイを書いた彼女の勇気を称えてほしいものです。