『……なにぃ~~!! これは――伝説の!?』
小説執筆では様々な「記号」を用いて、表現を工夫します。「…」(三点リーダ)や「―」(ダッシュ記号)、「~」(波線記号)などで心理描写を表現したり、色々な「カッコ(括弧)」で囲って強調したり。感嘆符(!)や疑問符(?)もそうですね。
ところで、あなたが変換入力したその【記号】……本当に、それで大丈夫ですか?
人それぞれ好みがあるので、今回紹介するものは「小説作法としての記号の使い方」ではありません。ただ【あなたが使った記号と、似たよーな記号が、実はこんなに!!】ということを紹介する《余計なお世話》エッセイです。
■公募を目指される方など「記号の使い分け」を気にする方、スマホやタブレット執筆で記号の種類が区別しづらい方、そもそも小説などで使われる記号に詳しくない方、などを対象として【こんな表現に用いる記号には、他にどんなものがあるか?】ということと、【その記号を使って書いたら、読者にはどう見えているのか?】ということを主に紹介します。特に《閲覧環境が変わると、見え方も変わる》という事例を、『表示フォントの違い』と『縦書きにした場合の違い』を基準に図表でご紹介します。
■表示内容を固定化するため、画像化したものを用いて説明します。データ通信での閲覧にはご注意下さい。
■JIS X 0208登録記号以外にも[❦][❖][✥][❀][❅]などのunicode装飾記号も紹介しています。スマホ等での閲覧時には本文記載記号の見え方が異なることがあります。画像をご確認ください。
■2017.03.17:[5.]より説明用画像が本文内で縮小表示されないよう、画像分割を行っております。全体画像が必要な場合は、各話に記載の「みてみん」画像URLを参照下さい。既掲載画像も随時修正差し替えを行う予定です。
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ストーリーもキャラクターもいいのに、台詞や感嘆符などの表示が崩れて「なんだか読みにくいなぁ……冷めるなぁ」と思ったことはありませんか?自分で書く際には……と色々と勉強したつもりになって「そんな無様はさらさないぜ!!」と思ったはずなんですが……。いざ書き出してみたら、あれあれ?と思うことがいっぱい!そんなあれこれをババーン!となんと図解付きで介解説してくれるエッセイです。(大変だったでしょうに……)文章作法について、閲覧環境やフォントまで深く掘り下げたものは他にないと思います。これから執筆をはじめようという方は是非ご一読を!
記号。それはweb小説では悩みの種の一つ。ちゃんとあっている記号を使ったつもりでも、実際に表示されるのは「あら不思議」、予想の斜め上だったりする。心の声を代弁する「―(ダッシュ)」フェードアウトで多用する「…(三点リーダー)」もちろん多用する記号はこれだけでは、ない。なんと、その悩ましい記号達を、すっきりハッキリとご教授していただける救いの女神が、ここ「小説家になろう」に降臨されたのだ!分かりやすい説明、そして、図。非の打ちどころのない、その文章。何故か業務と混合されてしまっている作者様の、文字への熱い思いが迸るこのエッセイ。「なろう」の記号の泥沼に陥る前に、このエッセイに救いを求めるのだ!
ルビを振ったはずなのに、振られていない。ダッシュや三点リーダーってどこにあるんだっけ? 単なる横線や点とは違うの? 機種依存文字ってなに?一文字分、文頭を下げたはずなのに、字下げができていない。そもそも、教えてもらった記号の名前がわからなくてコピペするしか方法がない……。そんな私を含めた機械音痴の皆様に朗報です。分かりやすい着物エッセイでもお馴染みの作者様が、何と今度は我ら書き手を悩ませる、記号について優しくわかりやすく教えてくださいます。へえ、この記号ってこういう名前だったんだ。えっ、縦書きにするとこんなに違いがでるの? などなど、新しい発見が盛りだくさん。読めればいいじゃない、小説作法なんて気にしないというあなたも、どうぞそんなことは言わずにぜひぜひご覧くださいませ。知っているようで知らない記号の世界があなたを待っています。