新潟市内の中学校で教師の死体が発見される。被害者は頭部を殴られ、ほぼ即死と見られていたが、現場にはダイイングメッセージと思われる血文字が残されていた。
一方、素人探偵、安堂理真(あんどうりま)の実家では、飼い猫のクイーンが脱走していた。朝になっても帰ってこないクイーンのことを心配する理真のお母さんは、娘の理真に電話を入れる。理真は、ワトソンの江嶋由宇(えじまゆう)と一緒に、クイーンの捜索を開始する。折しも新潟市内では、猫などの小動物ばかりを狙った殺傷事件が多発していたのだった。登場人物(猫物)
事件関係者
大林美緒(おおばやしみお)
南中学校に通う二年生の女子生徒。猫が大好き。高宮明日奈(たかみやあすな)
西中学校に通う二年生の女子生徒。猫が大好き。形塚武生(かたづかたけお)
南中学校の国語教師。死体で発見される。冬科陣平(ふゆしなじんぺい)
西中学校近くに住むフリーター。清水(しみず)教頭
南中学校の教頭。担当は数学。藤川(ふじかわ)教諭
南中学校の教師。担当は理科。近野(こんの)教諭
南中学校の教師。担当は体育。警察関係者
城島淳一(じょうしまじゅんいち)
新潟県警捜査一課警部。丸柴栞(まるしばしおり)
新潟県警捜査一課刑事。中野勇蔵(なかのゆうぞう)
新潟県警捜査一課刑事。安輝子(やすてるこ)
新潟県警少年課刑事。安堂理真(あんどうりま)
恋愛作家にして素人探偵。猫は大好きだが、かまい過ぎるためにかえって猫のほうに嫌われてしまうという、悲しい運命を背負っている。江嶋由宇(えじまゆう)
理真のワトソン。猫は大好きだが、かまい過ぎるとかえって嫌われるということを、理真の行動から学習している。そのため、興味のないふりをして、猫のほうから寄ってくるのを待つが、そのまま無視されることも多いという、悲しい運命を背負っている。クイーン
安堂家の飼い猫。縞三毛模様の三毛猫。当然メス。かつては自由に家と外を行き来していたが、捕ったスズメをおみやげに持って帰ってきたことがきっかけで、完全室内飼いの猫となった。理真のお母さんのことが大好き。名前の由来は、かのレジェンド探偵から。「カクヨム」にも掲載しております。
三毛猫クイーンの冒険 ~安堂理真ファイル13~
完結日:2017年11月3日
作者:庵字
評価:★★★★☆ 4.4
話数:全28話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象